VN企業、論理的思考で、差別化容易。問題は経営者。
某社背景と現状
背景
社長 元国営企業(業界TOP)社長
設立 数年前(同業他社設立)
現状 業界TOP5(統計の信憑?なので詳細?)
課題 技術力・生産技術
強み 社長の知名度・人脈
弱み 戦略的志向
市場の現状
市場
それ自体の国内市場は、今後10倍にも拡大するものではないが、
横滑り戦略が可能な業種。
現状
①作れば売れる
同社の計画
②生産規模100倍計画
③先ずは土地を確保(売上比 40%投入済)
④工場建設費用(売上比 200%)
第一工場建設中(生産開始は1年後?)
生産は2年は先
営業に関して
売り先は未定
輸出ルート無し(品質はそのレベルではない)
計画の現状
⇒資金調達未定(借入無し)
総括
未発達な経営手法
・論理的でない経営
・高い経済成長下、何をやってもある程度うまく行く(経営手法必要なし)
・他人資本を使う思考無し
・優先順位・資金効率面?(なぜ今土地を買う?)
EX)論理的思考に基くのであれば
⇒貸し工場等利用
・生産量UP
・社員教育等
・販売網確保
を進めながら、事業展開することで失敗を防ぎ、
STEP BY STEP で事業展開することが必要。
結論
チャンスあり
・現状
論理的でない経営展開をするローカル企業でありながら、
売上・利益共に急拡大な現状。
・差別化、図りやすい
資金効率を上げ、経営のスピードをUPさせるだけで、
他社との大幅な差別化可能。
JPのような
・重箱の隅をつつくようなマーケティング 無し
・他社にすぐ真似されてしまうスピード感 無し
・おもしろい投資案件
出資&インキュベーション可能であれば、投資案件としてもおもしろい。
ただし、経営に関与することは必須。
・問題
経営者が、論理的な思考を受入れるかどうか。
大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
URL http://www.bcc-jp.com/
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