成長の原動力は、安定的な社内運営にあり
成長著しいベトナム。
時流に乗ることが、ある程度会社を成長させる。
そんなベトナムで重要なことが、業務をきちんとまわす優秀な人材の確保。
人材がいない為、受けた業務をこなせないことはあってはならない。
高度人材募集環境
マネージャークラスの人材を募集すると、
知り合いの会社の現役幹部がどんどん応募してくる。
狭いベトナム日系企業社会。義理を通すが、本人の希望とあらば仕方がない。
受入れたり、送り出したり、心境たるや複雑である。
自社育成リスク
幹部候補生を自社で育成する際も、様々な問題が発生してくる。
高度人材流失が止まらない。下記一例
Aさん(29歳)
学歴経歴 ベトナムTOPの大学を優秀な成績で卒業
経歴 国営金融機関に就職。
幹部候補生と目され、見事海外留学(ヨーロッパ某国)の栄冠を勝ち取る。
1年後帰国。給与は1500USDにUP。(ベトナムでは非常に良い)
留学の条件
15年勤め上げること。途中退社の場合は数万ドルを返金。
現状 彼の能力を生かす業務は皆無の現状。
⇒転職希望
会社と違約金の減額を求めトラブル。
日本でも海外にてMBA取得のキャリア官僚が帰国後、
野に下るケースが多く、社会問題となっている。
高度人材の仕事の選び方
世界各国、高度人材になればなるほど、
自らの興味や関心、キャリアアップに自らのライフスタイルを合わせて、
仕事を選んでゆく。
賃金は高いに越したことは無いが、あるレベルを超えてくると、
賃金に対する興味は薄れ、自己評価の数値と化す。
どんな企業に人が集るか
・成長持続企業であること。
成長している方がおもしろい
・適度に忙しいこと
・高収益企業であること
給与が高くないと他に移る
・キャリアアップが図れること。
業務を通じて色々な勉強が出来る事。
・誰かが、自分を必要としてくれること
しかしながら、成長、キャリアアップの手段としてのみ、
自社を利用されては困る。
ある程度は、会社のことを考えて貰わないと。
スタッフにどれだけのものを与えることが出来るのか。
企業成長のホントノ原動力は社内スタッフにある。
特にベトナムのような国は(笑)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング 大木
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