« 日本人担当者が直面するライセンス取得時の諸問題とその解決方法 | メイン | 大規模対ベトナムFDI案件 懸念の声も。 »

2008年09月30日

景気減速懸念、ベトナムにも


サブプライム問題に端を発した金融不安、景気後退は、
ベトナム経済にも影響を及ぼし始めた。

商品価格(資源・穀物等)高騰、金融政策の失策は大幅な物価高を導き、
今なお下落傾向にない。

9月中旬に公表された輸入統計データでは、
昨年度比40%超の大幅な伸びを見せているが、
輸出高の大幅な減少傾向が見て取れる。
底堅い内需が期待できる一方で、
輸出状況は厳しさを増しそうだ。

その厳しさは状況証拠からも見て取れる。
ハノイ近郊の工業団地では、
 ・従業員残業減
 ・工場の24時間稼動の停止
 ・休日を増やす
等が行われている。

これがハノイ近郊工業団地特有の傾向だとは考えにくい。

世界中でリスクマネーが引き剥がされる中、
ベトナム投資はリスクとみなされるのか、
持続成長可能な投資国とみなされるのか。
ベトナム真の評価はこれからである。


株式会社ブルーチップ・コンサルティング 大木
URL   http://www.bcc-jp.com/


« 日本人担当者が直面するライセンス取得時の諸問題とその解決方法 | メイン | 大規模対ベトナムFDI案件 懸念の声も。 »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー