景気減速懸念、ベトナムにも
サブプライム問題に端を発した金融不安、景気後退は、
ベトナム経済にも影響を及ぼし始めた。
商品価格(資源・穀物等)高騰、金融政策の失策は大幅な物価高を導き、
今なお下落傾向にない。
9月中旬に公表された輸入統計データでは、
昨年度比40%超の大幅な伸びを見せているが、
輸出高の大幅な減少傾向が見て取れる。
底堅い内需が期待できる一方で、
輸出状況は厳しさを増しそうだ。
その厳しさは状況証拠からも見て取れる。
ハノイ近郊の工業団地では、
・従業員残業減
・工場の24時間稼動の停止
・休日を増やす
等が行われている。
これがハノイ近郊工業団地特有の傾向だとは考えにくい。
世界中でリスクマネーが引き剥がされる中、
ベトナム投資はリスクとみなされるのか、
持続成長可能な投資国とみなされるのか。
ベトナム真の評価はこれからである。
株式会社ブルーチップ・コンサルティング 大木
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