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2010年01月01日

大木健司 年頭のごあいさつ


新年あけましておめでとうございます。 

旧年、世界経済は、サブプライムに端を発し、
様々な問題が露呈した年でありました。

日本では、回復の見えぬ景気情勢が、
国家の戦略欠如による問題で、根が深いことを
多くの国民が知るところとなりましたが、
政治の迷走はしばし続きそうです。

ベトナムにて日本の情報を入手しにくい我々ですが、
日本政府の資金や援助が、日本の国益と全くかけ離れ使われている現状は、
日本国が弱ってゆくであろうことを容易に想像させます。

昨年度、日本のODAは、1,000億円以上のお金をベトナムに投入しました。
しかしながら、他国に先駆けて、
日系企業の大型案件受託や権益の獲得等、目立った話は聞きません。

我々が事務所を構えるハノイでは、郊外の大開発が急ピッチで行われています。
ショッピングセンターや大型マンションの開発の現場では、
地場と韓国の建設会社の横断幕を目にしますが、
日系企業は見当たりません。

ラオス援助NO1の日本政府ですが、
鉱山、ダム開発の利権の多くは、
日本企業ではなく、ベトナムや韓国、中国企業が持ってゆきます。

09年はそんな事実を多く目のあたりにした年でありました。

本年度の当社は、成長余力の大きい新興国への投資を通して、
皆様の資金を増やすことで、少しでも日本の国益に貢献してゆきます。

今年度もよろしくお願いします。


株式会社ブルーチップ・コンサルティング
代表取締役 oki.gif

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