短期金利上昇 新規口座開設顧客殺到
今朝早く
ホーチミン市の各銀行には、多くの顧客が新金利の預金に出向いた。
多くの顧客の短期預金により、
資金の利用と、更に魅力的な金利制度の導入が、実施しやすくなるだろう。
同氏は、5000万ドンを6ヶ月期限の13.5%金利で預金予定だ。
今回、各銀行の調達金利に大差はないため
大銀行への預金の方が安心だと述べた。
リンさんは、フョンドン民間商業銀行に、12ヶ月の期限で預金予定。
預金額は7000万ドンである。
同制度下で預金した場合
資金を引き出しはいつでも可能だが、金利は無期限のものよりも高い。
その他、他銀行がより高い金利を適用した場合、
直ぐに銀行を移ることも可能だ。
彼女は、「預金金利は、家族にとって重要な収入であるため
常に金利を気にするようにしている。」と述べた。
同様の考えを持つ定年退職者のテェン氏は、VPBankを選んだ。
テェン氏は、3ヶ月期限の1.17%金利で預金。
ティエン氏によると
「6ヶ月の金利は1.25%だが、
3ヶ月の金利と比べ、0.08%程しか高くないので
短期預金の方が資金の利用がしやすい。」と述べた。
Sacombankの顧客のリンさんによると
「先週6000万ドンを預金したのに、
今回の件で、金利が変動してしまい、大変残念だ。
このため、今は短期預金を考えるべき。
金利が安定した後、長期に預金にすべき。」と述べた。
国家銀行による、
調達金利上限の削除が、
先週の土曜日から導入されたため
本日、各銀行はベトナムドンの調達金利を13%に引き上げた。
ベトナム投資開発銀行(BIDV)は
国家銀行による、基本金利の調整と新管理体制に関する報告を受けた後
ベトナムドンの金利調整を、真っ先に公表した。
6ヶ月以下の預金に対する金利は、年間13.3%。
6~12ヶ月の年間金利は13.5%、12ヶ月以上の金利は13%だ。
Sacombankの6ヶ月以下の預金金利は、13.5~13.8%。
6ヶ月以上の預金金利は、年間14%(月1.167%)だ。
5000万ドン以上を預金する場合
預金期間によっては、0.005~0.025%の無償金利を得られる。
ベトア銀行も、3~12ヶ月の預金金利を、年間14%に引き上げた。
3ヶ月以下の預金金利は、年間13%だ。
ドンアバンクは、1~6ヶ月の預金金利を年間13.8%
7~12ヶ月の預金金利を、年間14%に引き上げた。
ACB銀行は、1~6ヶ月の預金金利を13%、9ヶ月の預金金利を年間13.44%
また、12ヶ月の預金金利を年間13.68%に引き上げた。
各銀行の代表者によると
1、2日後、今回の金利調整による調達資金がはっきりする。
多くの銀行の予測によると、
短期預金資金は長期預金よりも多くなるという。
金利引上げのに至るこれまで
2月末、国家銀行の公電NO.02は
各銀行に対し、預金金利の上限を年間12%に抑えることを要請。
4月2日、銀行家協会(VNBA)は、年間金利の上限11%に合意。
4月7日、首相は「預金金利による規定は維持しない。
市場状況に合わせた金利政策を、段階的に適用するよう。」指導。
4月28日、VNBAは、ベトナムドン年間預金金利上限の
11%から12%への引き上げに関する書簡を各委員に送付。
5月17日、国家銀行は、8.75%から12%への、年間基本金利改正を公表。
貸出金利は、年間18%を超えない。
5月19日、各銀行は一斉に、年間金利14%を適用。
Vnexpress.com 2008年5月19日