« 年初5ヶ月で、Vinamilk(VNM)が6170億ドンの利益(税引き前)を達成 | メイン | ベトナムの経済状態全体に 目を向けよう »

2008年06月12日

Goldman Sachs ベトナム国家銀行の決定を 歓迎


国家銀行が
ベトナムドンの公定歩合を12%から14%に上げ、
VND/USDの為替レートを上げるのを決定した後、
アメリカのGoldman Sachs投資銀行は
同決定の歓迎報告書を公表した。

080611.1.jpg

「我々は、この国家銀行の動きを通じて、確信した。
インフレ抑制の目標を成長目標より優先させることには、
ベトナム政府の大きな決心が反映されている。」

同報告書によると、
このベトナム国家銀行の動きは正しく、
信用成長の削減及びインフレの抑制に対して必要なことである。

Goldman Sachsの専門家によると、
金利の増加は、他の行政対策に比べ、
より効果的な方策である。
以前に信用活動を管理するために
国家銀行は、予備資金率を上げたが、
この対策は、経済に対して、
消極的で長期的な影響を与える。

「今回は、この4週間で
2回目のVND/USDの為替レートの引き上げがあった。
我々は、この国家銀行の動きを通じて、
インフレ抑制の目標を成長目標より優先することに
ベトナム政府の大きな決心が反映されていると確信している。」

VND/USDの為替レートを急速に上げることについては、
Goldman Sachsの意見によると、
この動きは、この報告書の作成専門家の予想より早く起こった。
しかし、金融市場の不安が増加している背景においては、
ベトナム政策策定者による素早い反応に対して、大いに賛成している。

前年同期より、インフレが引き続き上昇する可能性があるため、
今後、為替レートが、引き続き調整される可能性もある。

同報告書は、上記の国家銀行の動きに対して、確信を示すと共に、
ベトナムがマクロ的な安定を引き戻すという課題に対面しなければならず、
政府が、引き続き厳しい金融政策を実施すると共に、
公的支出を削減、
各投資資金及び国営企業の支出を厳しく監査する必要がある、
と述べている。


サイゴンエコノミックスタイムズ  2008年6月12日


« 年初5ヶ月で、Vinamilk(VNM)が6170億ドンの利益(税引き前)を達成 | メイン | ベトナムの経済状態全体に 目を向けよう »

    ・本資料に記載された情報の正確性・安全性を保証するものではなく、
     万が一、本資料に記載された情報に基づいて
     皆さまに何らかの不利益をもたらすようなことがあっても 、一切の責任を負いません。
    ・本資料は情報提供のみを目的として作成されたものであり、
     投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。
    ・本資料の全部または一部を無断で複写・複製することを禁じます。

運営会社編集方針お問い合わせプライバシーポリシー