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2008年09月03日

未上場市場(OTC)運営準備 着々


未上場市場の時価総額は60億ドルになると予想され、
市場運営のための準備が行われている。

ハノイ証券取引センター職員によると、未上場市場の取引活動を
開始するために必要な準備がほぼ完了した。

現在、一般の未上場企業における外国投資家の所有率に関する
規定のみが未完了である。

各企業は一般企業として登録しており、株式の取引を
ハノイ証券取引センターが管理することで市場の流動性が
改善する。

実際、未上場市場は、まだ政府管轄ではないが、
多くの証券会社が未上場株式の取引を行うなど、
投資家の関心が高まっている。

分析者によると、一般企業の数は非常に多く、
未上場市場は活動開始後、上場市場と同様の
規模・影響力を持つであろうと期待されている。
今、投資家たちは上場企業と同様に、未上場企業にも
積極的に参加している。

現在ベトナムでは、33,000社が民営化及び株式会社として
設立されており、2010年までに1,500社増加すると
予想されている。

現在、HOSE及びHASTCへの上場企業は約100社。
残りの企業の株式は未上場市場で自由取引されている。

HSBCは未上場市場の時価総額が、上場市場の2倍となる
50億~60億ドルであると予想している。
このため、膨大な規模を持つ未上場市場は、
投資家に大きなチャンスを与える。


投資紙  2008年9月3日


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