WB評価 ベトナム営業環境悪化
世界銀行(WB)は、ベトナムの投資家保護のレベルを
過去最低レベルで評価した(170/181位)。
評価の基準は
WB及び国際金融グループ(IFC)は第6回年間報告として、
2007年6月から翌年6月までの営業環境の有利性についての
2009年営業環境報告書を作成。181カ国を評価の対象とした。
2007年6月から翌年6月までの営業環境の有利性についての
2009年営業環境報告書を作成。181カ国を評価の対象とした。
前回の報告書で、ベトナムは91/178位と評価されたが、
今年は92/181位となった。
(今年、バハマ、バーレーン、カタールの3カ国が追加)
各国の営業環境の有利性は10項目の要素に基づいて評価される。
具体的には、企業の設立、建設許可の申請、労働者の雇用・解雇、
資産登録、資金の借入、投資家の確保、納税、貿易、契約の実施、
企業の倒産などがこの要素となる。
WBによると、この評価は経済政策、インフラの質、金融の変動、
投資家の知識、犯罪率などの要素は参考にしていない。
ベトナムは、この10項目の中でも数分野は高く評価されている。
例えば、資産登記は37/181位、契約の実施は40/181位(295日)、
資金借入は43/181位となった。
最も低く評価された要素は、投資家の確保(170/181位)だった。
Café.net 2008年9月11日