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2008年09月11日

WB評価 ベトナム営業環境悪化


世界銀行(WB)は、ベトナムの投資家保護のレベルを
過去最低レベルで評価した(170/181位)。

評価の基準は

WB及び国際金融グループ(IFC)は第6回年間報告として、
2007年6月から翌年6月までの営業環境の有利性についての
2009年営業環境報告書を作成。181カ国を評価の対象とした。

前回の報告書で、ベトナムは91/178位と評価されたが、
今年は92/181位となった。
(今年、バハマ、バーレーン、カタールの3カ国が追加)

各国の営業環境の有利性は10項目の要素に基づいて評価される。
具体的には、企業の設立、建設許可の申請、労働者の雇用・解雇、
資産登録、資金の借入、投資家の確保、納税、貿易、契約の実施、
企業の倒産などがこの要素となる。

WBによると、この評価は経済政策、インフラの質、金融の変動、
投資家の知識、犯罪率などの要素は参考にしていない。

ベトナムは、この10項目の中でも数分野は高く評価されている。
例えば、資産登記は37/181位、契約の実施は40/181位(295日)、
資金借入は43/181位となった。

最も低く評価された要素は、投資家の確保(170/181位)だった。


Café.net  2008年9月11日


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