ブルーチップ ベトナム投資ニュース

国家銀行が公定歩合をさらに2％減らして11％に下げた後、
数社の商業銀行が直ぐに貸出金利を下げた。

今朝、Lien Viet商業銀行は新しい貸出金利を適用し、
最低金利がさらに1％減らされ、年間14.5％で確定された。
この貸出金利は商業銀行の中で一番低い（Vietcombankの金利は除く）。

ベトナム投資開発銀行 (BIDV)もこの4ヶ月で8回連続貸出金利を下げた。
それにより、ベトナムドンの短期貸出金利は最高年間14％である。
この金利制度が今日から全ての顧客に対して適用される。

BIDVは安定的に販売される商品を生産・販売する企業；
エネルギー、ガソリン、鉄、セメント、肥料、薬等の社会経済の重要な商品を直接に生産する企業；
中小企業；輸出用の貸出案件；輸出用米の購入に対する貸出案件に対して、
短期貸出金利を最高年間13％で適用している。

特に、昨日の午後に発行された決定により、
Vietcombankはベトナムドンの貸出金利を急激に減らし、年間12％に下げた。

今回調整されたVietcombankの一般貸出金利は11月21日より適用される予定。
一般貸出金利は年間16％から2.5％を減らし、13.5％になった。
優遇される貸出金利は現在の年間13.5％から12％に減らされた。

従って、Vietcombankのベトナムドン貸出金利が現在市場で一番低い。

Vietcombankによると、この優遇される金利制度は生産分野、農業農村分野、
輸出分野、必要な商品の輸入分野、中小企業、実施可能な投資生産案件、
期限までに返済可能な案件に対して適用される。

今後、金利の切下げ競争に参加する銀行が増えると思われる。
Vietcombankの貸出金利12％は2007年半ばの時点と同様である。