不良債権増加 ベトナムにおける外国銀行セクター
国家銀行の報告によると、数社の外国銀行の支店及び資産管理会社が
赤字になったが、外国金融機関セクターの税引き前の利益は1.418兆ドンに達した。
12月11日、国家銀行が国家銀行の国際関係活動及びベトナムにおける
外国信用機関の活動状況の報告書を発表した。
外国信用機関の活動状況の報告書を発表した。
同報告書によると、年初10ヶ月で外国関係の信用セクターの調達資金が
22.957兆ドンに達し、2007年より46%増加。
外国信用機関の貸出総額は152.952兆ドンに達した。
2008年、外国銀行セクターの不良債権は2007年12月31日時点より多少増加した。
国家銀行によると、2008年半ばよりアメリカの金融危機の影響が各地域に広がり、
世界的不況がベトナム経済やベトナムの信用機関に対しても一部影響を与えた。.
しかし、ベトナム政府の積極的で効果的な対策により、
現在ベトナムの各信用機関と外国信用機関は安定して活動しており、
成長率も良く、営業成績は黒字である。
2008年中に国家銀行は3社の100%外国銀行に対して設立許可を発給した。
それらはHSBC, Standard Chartered Bankと ANZ銀行である。
その他、国家銀行はCommonWealth銀行 (オーストラリア),
Taipei Furbon銀行(台湾), Industrial Bank of Korea (韓国), Sumitomo銀行 (日本)
に対してベトナム支店の設立許可を発給した。
PPF (チェコ), GE Money (アメリカ) , Toyota (日本)の3社の金融機関に対しても
活動許可を発給した。
国際市場で様々な親会社が合併され、Royal Bank of Scotland (RBS)銀行が
始めてABN AMROハノイ支店の親会社としてベトナムに参入した。
CafeF 2008年12月11日