越銀行 不良債権が売買されない理由
ある銀行役員によると、2008年のベトナム銀行システム全体の不良債権は
数十兆ドン以上である。
世界中で銀行の不良債権の売買が数十年前から行われているが、
ベトナムではまだ行われていない理由は何か。
ベトナムではまだ行われていない理由は何か。
「数十兆ドン以上」?
ベトナム国家銀行は2008年の銀行システム全体の不良債権に関する
正確な数字をまだ公表していないが、
つい最近、ベトナムエコノミックスタイムズ主催で行われたセミナーにおいて、
ある銀行役員は数十兆ドン以上であるとの認識を示した。
また、非公式な情報によると、最大国営銀行3社及びVietcombankの
不良債権は貸出総額の4%であると推測される。
各銀行、管理機関における頭の痛い問題は、不良債権の処理方法である。
実際、悪い状況になる貸出契約は担保資産があり、
その担保資産は不動産(工場、土地等)及び有価証券である。
しかし、企業の返済能力がなくなると、これらの担保資産の処理も簡単ではない。
ベトナム経済は様々な問題に直面している為、各管理機関が社債の売買、
特に銀行の不良債権を買収することについて検討しなければならない。
Vneconomy.net 2008年12月15日