ブルーチップ ベトナム投資ニュース

VPBankとOcean Bankは一番最初に預金金利を上げた。
VPBankにおいてはVNDの預金金利が
各期間に対して上げられ、
最低年間0.15％(3ヶ月と4ヶ月の預金期間)、
最高年間1％（36ヶ月の預金期間）である。
顧客は36ヶ月間預金すれば
最高金利（年間8％）を得られる。

Ocean Bankは9ヶ月以上の期間に対して
預金金利を0.2％～0.7％に調整する。
この銀行の最高預金金利は
12ヶ月以上の期間に適用し、年間8.2％である。

VNDの預金金利についてこの二つの銀行の共通点は、
預金期間が長く、長いほど金利が高い。
この傾向は金融市場の安定時にしか見られない。
他の銀行はまだ預金金利を調整しないが、
金利表がこの傾向に従うことも考えられる。
去年、金融市場の流動性が低下した時、
各銀行が資金を調達するために金利を高く上げた。
ただ、高い金利は3ヶ月～9ヶ月期間のものに適用され、
長期間に対する金利は低かった。

金利の引上げについて、
Nguyen Thanh Binh－VPBank副社長によると、
今から2009年末まで、VPBankは、
政府の消費需要支援政策に基づいて
6兆ドンを貸し出す予定。
2月上旬から現在まで、3000億ドンを貸し出した。
Binh氏によると、
金利の調整は、顧客の借入需要に対する
貸出用資金を充分に用意する為に行われた。

先週、銀行システム内のVNDの取引金利は
各期間において多少上がる傾向であるが、
上昇率は大きくない（年間0.1％以下）。
1ヶ月期限の上昇率が一番高く（年間0.85％）、
12ヶ月の取引金利が一番高く上げられ、
8.17%になった。