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2009年03月12日

公衆投資ファンド 赤字続き


LCF Rothschildsの報告によると、
新発展市場へ投資する公衆ファンドの純資産(NAV)が、
2008年末から今年3月7日までで平均13.2%減少した。
中でも19%以上を減少したファンドは、
Blackhorse Enhanced Vietnam Inc (19.5%減少)と
Vietnam Holding (19.1%減少)である。


公衆ファンドの16社のうち、NAVの減少率が10%以下に収まったのは
わずか5社。それらは
Indochina Capital Vietnam Holdings (6.2%減少)、
Vietnam Azalea Fund (0.9%減少)、
Vietnam Emerging Market Fund (8.7%減少)、
Vietnam Infrastructure Ltd (3%減少)、
VinaCapital Vietnam Opportunity Fund Ltd (3%減少)。
この5社は、作年中の調達資金を全て投資している。

ベトナムの公衆ファンド4社、
VF1, VF4, PRUBF1, MAFPF1のうち、
最もNAVの減少が激しかったファンドは、MAFPF1 (18.5%)で、
次点がVF1 (10.1%減少)であった。
PRUBF1とVF4はそれぞれ4.2%、9.6%の減少。
この減少率はVN-Indexの下落に比べればかなり小さい。
3月7日までに、VN-Indexは22.1%下落している。
この状況下で、NAVが増加した公衆ファンドは、
Dragon Capital Vietnam Dept Fund "A Class" (5.9%増加)と
Dragon Capital Vietnam Dept Fund "B Class" (3.9%増加)の2社。

2008年、VN-Indexは68.8%減少、
ベトナムでの外国公衆投資ファンドの赤字は、
平均53.7%となった。
その中で、最も赤字が大きかったファンドは、
PXP Vietnam Fund (-70.5%),
Vietnam Emerging Equity Fund (-70.7%)等である。
その他でも、50%以上の赤字となったファンドは10に上る。



証券投資紙 2009年3月11日

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