ブルーチップ ベトナム投資ニュース

近頃、証券への外国投資資金が急速に増加し、
個人及び機関投資家が多く参加している。

証券投資の公衆ファンドについては
外国投資家が最大49％まで所有することができる。

債券について、発行機関は
その機関の債券の所有制限を規定することができる。

また、証券会社の設立に当たり、
外国証券会社が49％まで出資可能。
現在、多くの外国証券会社、投資ファンドが
ベトナム証券の買収を始めた。
つい最近の情報によると、世界中投資連盟（GAP）は、
ベトナムへ投資機会を探しに来た。

GAPと日本のパートナーは、
ベトナムへ投資専門のファンド（2.5億ドル）を開設した。
ドイツに上場しているVEHファンドとVPHファンドを
管理しているSaigon Acset Management (SAM)は、
ハノイ市とホーチミン市の不動産に投資する意向がある。
SAMの投資対象は活動状況が優良な民間企業である。

また、上場市場への外国投資資金が近頃急激に増加している。

具体的には、年初から5月まで
ホーチミン取引所において外国投資家が
約1.5億単位の株式を購入し、1.6億単位の株式を売却した。
購入量と売却量の差は約1000万株単位である。

外国投資家は主に有価株式に注目し、
時価総額が低い銘柄を売る傾向である。
特に、5月上旬の7回の取引においては、
外国投資家の純購入株数が1990万単位（7980億ドン相当）である。
特に、5月6日は外国投資家の純購入株数が
1000万単位であった（この1年で最高）。

外国投資家が急激に株式を大量購入することについて、
Nguyen Son－国家証券委員会市場開発部長は、
「2008年末から2009年の年初まで国際市場が大きく変動したので、
外国投資家が投資品目を改善するために売却を優先した。
その中には流動性の高い株式及び国債があった。
しかし、現在市場が回復傾向なので、購入を優先する。」
と話した。

ただし、証券専門家は外国投資資金の導入について懸念する。
外国投資ファンドは長期的に投資したいと言うが、
その通りにしない機関が多い。

投資ファンドの口座にあるお金及び
個人投資家の口座にあるお金を確認できないため、
外国投資家の投資目標が短期か長期か把握できない。
その他、外国投資家が「市場をリードする」
事に対する懸念もある。
多くのベトナム投資家が外国投資家の動きを見て取引する。