ブルーチップ ベトナム投資ニュース

6月に提起された問題は資金源の実力で、まず、
市場を押し上げた価値と資金力の発端である。

9月は上場市場の取引総額と取引量で、ベトナム証券史上、
記録的な月となった。6月の「ブーム」は過去のこととなり、
参照でしかない。

9月14日から18日まで、VN-Indexはわずか3.69％しか上昇しなかったが、
市場の流動性が「ブーム」のように改善された。
HOSEにおいて、1日の取引総額が3兆ドンを超え、
3兆2840億VNDに達した。HNXにおいて、この数字は
1兆VNDを超え、1兆4480億VNDに達した。
この二つの取引所において、取引総額が1日平均5兆VND近くに達した。

9月21日～25日の週は市場全体の取引総額が5兆VNDを超えた。
これはベトナム市場にとって記録的な成果である。
HOSEにおいて、1日の取引総額が平均3兆7050億VNDに達し、
HNXにおいては、一日の取引総額が平均1兆6210億VNDに達した。

取引総額が最も大きくなった日は9月23日であり、
取引量が9200万単位に増加。取引総額が史上初の
4兆5334億8千万VNDに達した。同日にHNXでは
取引量が5400万単位を達し、取引総額が2兆2149億4千万VNDとなった。

現在、資金源が強くなっているため、市場の上昇につながった。
証券が最も関心の高い投資ルートとしての表れである。

しかし、資金力に対する疑問が残っており、資金力が安定的なものであるか、
リスクを抱いていないかが問われる。

ベトナムではMargin trading（投資家が一部の資金又は証券しか
保有しない、残りを証券会社が貸し出す取引）を実施できる。
同取引が証券の価格を安定させ、流動性を改善するが、
リスクが高く、市場の活動に支障をきたす。

投資家の希望に応じるため、多くの証券会社は
魅力的な証券への投資商品を販売した。
数社はデポジットの価値の300％以上の資金および証券を貸し出し、
他にも、各証券会社がさまざまな資金の貸し出し制度を適用した。

さまざまな資金の供給サービスが提供されたが、
証券市場への資金導入の状況がまだ具体的に確定されておらず、
統計データーがない。

専門家の分析によると、実際、証券投資への貸出資金
が約7兆4千億VNDしかないが、証券市場への導入された資金は
様々なルートでくる。たとえば、消費への貸し出し資金、
投資協力への貸出資金である。実際、証券市場へ導入された銀行の資金が
約19兆VNDであり、正式のデータの2.5倍である。

つまり、ベトナム証券市場はまだ安定的に発展しているわけではなく、
銀行の資金貸出ももっと慎重に検討しなくてはならない。