ブルーチップ ベトナム投資ニュース

各外国金融機関は、この1年間安定した活動を展開、
リスク準備資金を充分に引き当てたことを評価した。

国内経済や銀行がまだ混迷を続ける中で、
銀行セクターは高い利益をあげた。
2009年、外国銀行の支店や、100％外国銀行全体は、
税引前利益　2.612兆VNDを達し、
調達資金と貸出資金はそれぞれ前年同期より17.8％、10.8％増、
総資産は2008年末より14％増となる見込みだ。

外国銀行合弁会社も安定した成長を見せており、
税引前利益　4,770億VND、
前年末比で、調達資金が18.2％、
貸出資金が34.3％、総資産が18.3％、それぞれ増となった。

銀行以外の金融機関でも2008年末と比べ、
年初10ヶ月の調達資金が17.5％、
貸出資金が41.8％、総資産が40.5％それぞれ増となっている。

外国金融機関は、資本金（主に1兆VND以下）やネットワーク規模が、
まだまだ制限されているにも関わらず、今年は非常に利益率が高い。
特に、資金貸出成長率が今年に入って急増した。
一方で、資金調達成長率は去年より低い（2008年は45％以上増）。

国家銀行の統計によると、
国内で活動する外国銀行、外国金融機関の数は、
現在、外国銀行33社で45支店、外国合弁会社5社と、
付属の20支店、100％外国銀行が5社、
外国金融機関駐在事務所が56箇所となっている。