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2010年01月20日

外貨準備資金率 大幅減


2010年1月18日、国家銀行は、外貨の財源を改善するため、
金融機関に対する外貨準備資金率調整の決定No.74/QD-NHNNを発行した。


これにより、2010年2月から金融機関に対する外貨準備資金率が
現在より大幅に減らされる。

新規定では、無期限、及び、12ヶ月以下の期限の外貨準備資金率が
2009年1月1日に適用された7%から4%に減らされる。
この規定は、国営商業銀行(農業農村開発銀行を除く)、
民間銀行株式会社、100%外国銀行、合弁会社、外国銀行のベトナム支店に適用される。

Agribank、中央人民委託ファンド、協力銀行については、
準備資金率が6%から3%に減。

国営商業銀行(Agribankを除く)、民間銀行株式会社、
100%外国銀行、銀行合弁会社、外国銀行ベトナム支店、
財政会社、資産管理会社は、
12ヶ月以上の外貨預金に対する準備資金率が、3%から2%に減。

Agribank、中央人民信託ファンド、協力銀行は、
外貨準備資金率が2%から1%になる。

このため、大国営公社の7社が国家銀行に外貨を売却すると共に、
この様に国家銀行が外貨準備資金率を急速に減らすことにより、
各商業銀行は、市場の需要に対応できる外貨財源を改善することができる。

1月18日、国家銀行は引き続き銀行システム内の為替レートを
1USD当たり17,941VNDで維持する。



Vneconomy.net   2010年1月20日

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