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2010年01月29日

海外在住ベトナム人の送金資金 銀行外流出の懸念


数行の商業銀行によると、
越僑(海外在住ベトナム人)の送金資金が大量に引き出されたが、
銀行に売却された外貨資金は少額で、
多額の外貨資金が流出する恐れがあると懸念されている。


Sacombank代表取締役社長Tran Xuan Huy氏によると、
09年にSacombankから引き出された
越僑の送金資金は、8億5千万USD。
そのうちの10%が銀行に売却されるに留まる。
また、引出後、銀行に預金する人も少ない。
そのため、多額の外貨資金が、銀行に流入しなかった。

引き出された外貨資金うち、50%を銀行が購入できる場合、
現在の外貨供給源の不足状況が改善される。

顧客が銀行に外貨を売らない理由として、
自由市場の為替レートが、銀行のレートよりかなり高いことが上げられる。

各銀行によると、
多くのベトナム人客は、外貨を引き出して自宅で保管する習慣がある。
各銀行は先日、USDでの預金を誘致するため、USDの預金金利を上げた。

国家銀行ホーチミン支店の報告では、
09年の外貨調達金利は、167兆2060億VND(08年比39.6%増、全体の27.7%)。

先週、各銀行のUSDの調達金利は0.1%~0.3%増加し、
12ヶ月以下期限の金利は、年間3.3%~4.5%になった。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2010年1月29日

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