ブルーチップ ベトナム投資ニュース

旧正月休暇明けの2月23日、各商業銀行がUSD購入値を上げた。

各銀行の購入値は1USD＝1万8800VNDとなり、
為替レート政策が施行された2月11日の為替レートの
1USD＝1万8550VNDを超えた。
USD売却値も上限 (+/-3%)まで引き上げられ、
1USD＝1万9100VNDになった。

但し、USD購入値は銀行によって違う。
大銀行株式会社は購入値を売却値近くに引き上げた。

Vietcombankにおいては購入値が1USD＝1万8800VND。
ACB、Sacombank、Eximbank等の銀行では
送金購入値が１USD1万9000VNDと上昇した。

一方、銀行システム内の平均為替レートは1USD＝1万8544VNDで維持された。

購入値と売却値のギャップが
商業銀行の資金力及び外貨需要を反映する。
現時点ではこれらの商業銀行の動きが国家銀行の調整に反応すると言える。
国家銀行は経済機関のUSD預金金利を年間1％以下で抑えている。