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2010年07月29日

間接投資資金の調達に対する努力


現在、外国投資家が保全している
ベトナム証券の価値は80億USD以上に達する。


ベトナムはWTO加盟後に
外国間接投資資金(FII)を積極的に導入したが、
2008年の国際経済危機の影響により
換金された資金は少なくない。
ただしこの数ヶ月間、FIIの導入傾向は
維持されている。

現在、外国投資家が80億USD以上の
ベトナム証券を保有している。
FII投資資金の有効的な活用が
換金リスクの管理と共に必要である。

以下は国家証券委員会国際関係局長への
インタビューの内容である。

Q:今後のFII調達戦略はどの点を強調する必要があるのか?

A:近年、ベトナムへの外国間接投資資金が急速に増加する傾向にあり、
 特にベトナムがWTOに加盟した時期の2006年末からである。
 FIIは2007年中に急速に増加し、ベトナムへの外国投資総額の50%を占める。
 2008年の国際金融危機の影響により、FIIの換金が積極的に行われたため、
 マクロ経済の安定性に対して消極的な影響を与えた。
 ただ、この数ヶ月の間ではFIIの導入が安定的に増加し、
 特別な変動がない。
 現在、外国投資家のベトナム証券の保全総額が
 80億USDに達すると予測されている。

Q:ベトナム財務省、国家証券委員会は、近々Open-Fundの開設を
 許可すると聞くが、この動きがFIIの調達に対して
 どのような影響を与えるか?

A:Open-Fundの開設に関するガイドラインは発行する予定である。
 経済危機後、外国投資家が投資品目を再構築するので
 Open-Fundの開設が許可されることがFIIの導入を促進する。
 世界中ではOpen-Fundが多数存在し、各種ファンドの90%を占める。
 Open-Fundの開設及び活動の開始が証券市場の流動性を改善し、
 市場の需要を引き上げる。

Q:証券市場でのFIIの資金調達に対する中間機関の役割は?

A:今後、FIIの資金調達方針の中でベトナム政府の信用性が高く、
 財政力が強い専門の外国証券サービス提供機関を特別にアシストする。
 証券市場のオープンに関する制約の実施計画について、
 特定の分野で活動している企業に対する外国投資家の所有率の制限が排除される。

Q:FII資金を効果的に管理し、換金のリスクを制限するために
 何を注意するべきか?

A:FIIを効果的に管理するためには、導入の時点から管理を厳しくすると共に
 ベトナム企業に対する外国の最大所有率を規定する必要がある。
 また中国の経験を学んで、上場した証券に対する外国投資枠の決定も
 良いだろう。そして投資資金の換金は絶対に外国通貨管理の規定に従う必要がある。


証券投資紙 2010年7月28日

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