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2010年09月20日

個人投資家間の証券貸付


証券市場の発展とともに、
新しい財政サービスが多く誕生しており、
顧客需要を充足させることが、不可欠となっている。


現在、多くの投資家が、
証券の相互借貸に関心を示している。

現在、証券会社が投資家に証券を貸し出すことは
法律違反とされているが、
投資家間での証券を借貸は合法である。
これは人事の合意であり、法律には違反しないとされる。

実際、証券市場では特定期間の、
証券株価の変動に関心を示す投資家が多い。
ある時点で、その証券を把握していなくても、
売却先を見つけた者も存在する。
そのため、借貸の需要は実際に存在している。
ただ、投資家間で個人的に証券を貸すのでは、
市場を開設できないため、
証券会社が、中間者と保証人として、
証券貸付市場を開設する役割を持つことになる。
各証券会社が互いに連携し、
投資家間の証券借貸市場を作る必要があり、
これには、ネットワーク技術の整備も不可欠である。

証券を借りたい投資家が
「発注命令」と金利、デポジットの条件を出す。
他の投資家がそれらの情報を見て、
合意するなら「受注命令」を出す。
証券会社は、こうした取引を公正に取り仕切り、
両者の利益と権利を確保する。
貸出期間を過ぎても投資家が証券を返さない場合、
貸出し側は、証券会社に証券を購入することを
要請する権利もある。

こうした取引は多くの投資家の希望であり、
その需要に対応できる証券会社も多いのだが、
その発展のためには、法律のインフラ整備が欠かせない。



Vneconomy.net 2010年9月20日

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