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2010年10月22日

在外送金増加も自由市場に流出


Sacombankによると、
年初9ヶ月の在外ベトナム人による送金は、
9.35億USDに達し、前年同期比40%増、
今年中に12億USDに達することが予測されている。


東アジア銀行副頭取-Trinh Hoai Nam氏によると、
同行は在外送金として9億USDを支払っているという。

Vietcombank小売担当部長-Pham Thuy Nga氏によると、
年初9ヶ月にVietcombankを通じて支払われた在外送金の額は、
9.35億USDに達し、
今年の在外送金は13億USDに達することが予測されている。

8月以降年末にかけて、在外送金は急増加するが、
銀行に送られた金額は小さいという。
銀行と自由市場での為替レートが変わらなかった2ヶ月前には、
銀行に送られた金額が大きかったが、今は状況が異なる。

引き出された外貨資金は一部が預金となる。
この2週間でUSD/VNDの為替レートが急変し、
今は自由市場と銀行の為替レートの差が
1USD当たり700VNDも差があるため、
誰も銀行にUSDを売ろうとはしない。
(ACB銀行Western Union送金センター所長による)

年初9ヶ月でホーチミン市に送金された金額は、30.43億USD、
前年同期比17.94%増、前年の31.48億USDに近づいている。

ホーチミン市では自由市場でのUSD売値が
1USD20,160VND(10月21日午後)、
買値が1USD20,080VND~20,100VNDとなっている。

銀行の為替レートは1USD19,500VNDで扱われているが、
実際には、多くの企業が銀行の仲介を通じ、
1USD2万VNDの為替レートでUSDを購入している。

USD高の原因は、第4四半期に
企業の輸入需要が急増しているためであるという。



InfoTV.net  2010年10月22日

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