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2010年12月18日

外国投資家の熱視線、ベトナム信用情報市場に集中!


信用情報活動に関する議定No.10/2010/NĐ-CPのガイドラインとして
国家銀行が通達No.16/2010/TT-NHNNを今年初めに発行し、
民営の信用情報センター設立を促進させている。


ベトナム新発展市場での信用情報活動は
潜在的な発展性を秘めているため、
多くの外国機関がベトナムで
信用情報センター設立の申請手続きを行っている。

信用情報センターの誕生は銀行の資金貸付活動や
リスク管理活動の開発を可能にする。
さらに、資金貸付前に顧客情報と活動歴を
銀行が把握することも実現させる。
また、逆に顧客側も銀行からの借金ができる。

現在、ベトナムには国家銀行から独立したばかりの
信用情報センターがまだ一つしかない。
そして、この信用情報センターは各銀行に
個別の情報しか提供していない状況がある。
民間信用情報センターの参加は
情報提供システムの多様化を段階的に促し、
それが銀行がリスクを管理できる根拠となって
借り付け側の借金を簡潔化させる結果を生む。
このような潜在的発展性があるため、
銀行・財政分野と関連する分野で活動する外国機関は
ベトナムにおけるパートナーとの提携により
情報信用センターの早急な設立を求めている。

その具体的な動きとしてExperian(オーストラリア)は
MobiVi会社(設立許可を得た最初の外国財政機関)と協力し、
Experian・MobiViの信用情報センターの
活動に関するセミナーを12月8日に開催した。
このセミナーには合計20社にのぼる銀行の代表が参加し、
Debbis Martin- Experianアジア太平洋資金貸付サービス担当社長は
ベトナムを含む新発展市場では信用情報センターが
非常に大切であり、特にベトナムでは信用情報センターの数が
まだ制限されていると述べた。

ただ、通達No.16によれば信用情報センターを設立するため
ベトナムで活動している銀行の20社と財政機関の連携が必要。
そのため、ExperianとMobiViは信用情報センターのオープン前に
関連の手続き及び銀行との連携を促進している。
現在、この2社はいくつかのベトナム銀行と合意書を締結し、
引き続き他の銀行と提携することを表明した。
信用情報センターは早期の活動開始が可能だと想定している。

また、世界一有名なアメリカの信用情報管理会社 –TransUnionは
ベトナムTransUnion会社の投資許可を12月4日に獲得した。
同社はベトナム企業のMozaikと緊密的に協力し、
ベトナムにおける信用情報・リスク管理対策の報告を発表する模様。

Michael Kiyosaki-TransUnion副会長は
ベトナムのような新発展国では正確な信用情報の提供が不可欠とし、
顧客が銀行に借金をする機会の増加に伴って
信用情報は銀行が貸付をする際に重要なものであると述べた。
そのため、TransUnionはTransUnionベトナムの投資許可を得た後
すぐに信用情報センターを設立することとなっている。

TransUnionのベトナム信用情報センターは
2012年第2四半期までに活動を開始し、
ハノイ市とホーチミン市にオフィスを置く予定である。

だが、信用情報センターの設立で一番困難なことは
ベトナム人の現金使用の習慣や、銀行間の情報交換が
まだ制限されていることである。
そのため、人民に銀行経由の清算を勧めるとともに
信用情報システムの重要性に関する意識を
各銀行で高めることが必要である。

Pham Cong Uan国家銀行信用情報センター社長は
民間信用情報を支えるためには
国家銀行による有利な法律環境を整備することが
必要であると発表した。
国家銀行は外国の大手信用情報会社に
ベトナム市場への投資を勧めている。


InfoTV.net  2010年12月17日

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