急増する高金利な外国借金
財務省が外国借金報告書6号を発表した。
それによれば新規の借金増加については
目立っていないが、政府の借金では金利の
高い借金が急増し、特にUSDの借金割合が
最も大きくなっている。
Vneconomy.net 2011年1月28日
それによれば新規の借金増加については
目立っていないが、政府の借金では金利の
高い借金が急増し、特にUSDの借金割合が
最も大きくなっている。
USDの借金比率は2010年の前半に急速な
上昇を示しており、2010年6月30日現在で
ベトナムの外国借金は290.02億USD以上に
達している。これは2009年末から3.84%
(10.73億USDに相当)の増加である。
ベトナムの290億USDを超える外国借金は
およそ251億USDが政府による借金であり、
2009年末より4.82%の増加となっている。
政府が保証している借金は39億USD以上で
同じ時期より2.05%の減少だが、このため
2010年前半に増えた外国借金は主に政府の
借金ということになる。
GDPとの比較による外国借金と、対輸出額の
返済債務等の指数は2009年末より悪い内容を
示しておらず、逆にベトナムのGDP成長状況と
輸出活動の回復によって状況的に良くなって
きていると言える。
一番恐れるべきなのは外貨準備資金名目での
短期借金である。計画投資省と国家銀行は
2010年の貿易収支がマイナス40億USDで
高い数値を継続している。
国家銀行の基準だと、ベトナムの外国借金は
まだ安全圏内で、ベトナムは借金の返済能力が
充分にあり、期限通りに返済を実行している。
2010年の前半には高金利の借金が増加の傾向を
示しているが、金利的に有利な借金の状況には
あまり変化が見られない。
政府の外国借金は保証の分を除くと1%以下の
金利で軽度の上昇だが、1%~3%以下の金利では
若干の減少となり、3%~6%では11.65%の増加、
年利6%~10%のものは倍増している。
ベトナムの信用格付けは2009年末から著しく
下がっており、今までも低い状態が続いている。
USDの借金比率増加は通貨構造についても増加と
なっているが、他の通貨は減少している。
USDの借金比率は2009年末現在の約17%から
昨年の半ばまでに23%に上がった。
また、同時期でのJPY借金比率は39.63%から
38.25%に減っており、EURの比率も10.78%から
9.21%に下がっている。
現在までで、ベトナムは7.41億USDを返済し、
そのうちの4.78億USDが借金の元金である。
上昇を示しており、2010年6月30日現在で
ベトナムの外国借金は290.02億USD以上に
達している。これは2009年末から3.84%
(10.73億USDに相当)の増加である。
ベトナムの290億USDを超える外国借金は
およそ251億USDが政府による借金であり、
2009年末より4.82%の増加となっている。
政府が保証している借金は39億USD以上で
同じ時期より2.05%の減少だが、このため
2010年前半に増えた外国借金は主に政府の
借金ということになる。
GDPとの比較による外国借金と、対輸出額の
返済債務等の指数は2009年末より悪い内容を
示しておらず、逆にベトナムのGDP成長状況と
輸出活動の回復によって状況的に良くなって
きていると言える。
一番恐れるべきなのは外貨準備資金名目での
短期借金である。計画投資省と国家銀行は
2010年の貿易収支がマイナス40億USDで
高い数値を継続している。
国家銀行の基準だと、ベトナムの外国借金は
まだ安全圏内で、ベトナムは借金の返済能力が
充分にあり、期限通りに返済を実行している。
2010年の前半には高金利の借金が増加の傾向を
示しているが、金利的に有利な借金の状況には
あまり変化が見られない。
政府の外国借金は保証の分を除くと1%以下の
金利で軽度の上昇だが、1%~3%以下の金利では
若干の減少となり、3%~6%では11.65%の増加、
年利6%~10%のものは倍増している。
ベトナムの信用格付けは2009年末から著しく
下がっており、今までも低い状態が続いている。
USDの借金比率増加は通貨構造についても増加と
なっているが、他の通貨は減少している。
USDの借金比率は2009年末現在の約17%から
昨年の半ばまでに23%に上がった。
また、同時期でのJPY借金比率は39.63%から
38.25%に減っており、EURの比率も10.78%から
9.21%に下がっている。
現在までで、ベトナムは7.41億USDを返済し、
そのうちの4.78億USDが借金の元金である。
Vneconomy.net 2011年1月28日