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2011年02月21日

アジアの不動産への投資 急増


CB Richard Ellis不動産投資コンサルティング会社によると、
2010年のアジアの不動産への投資総額が
前年より59%増加し、630億USDに達した。


これは、アジア経済が国際経済危機以来、
回復し始めているためである。

Nick Axford- CB Richard Ellisアジア太平洋担当社長によると、
アジアの不動産市場への投資は急速に増加し、
不動産価格もかなり回復してきている。

アジアの数カ国は、急速な外国投資による
不動産投資のバブル発生を恐れている。

CB Richard Ellisにより発表された2010年の
不動産投資総額が630億USDというのは、
2009年の不動産投資危機の時期の投資総額の
392億USDより遥かに大きい。

香港不動産市場はアジアで1位となり、
約152億USDの投資資金を調達できた。
続いて日本市場が約142億USDを調達できた。

香港の不動産価格がこの2年間で50%上昇し、
経済の回復と共に、中国からの高級住宅買収が
流行し始めた。

香港政権は不動産投資のバブルを懸念しており、
不動産市場の上昇熱を下げ、外国からの
急速投資資金の導入を防止するために税金を引き上げた。

アジア経済は、2008年末から危機を乗り越え回復し始めている。
外国投資家は財政力が強いため、
アジア不動産市場への投資の用意ができている。

2010年後半、アジア投資市場に関する
CB Richard Ellisの報告書によると、
2010年に投資家がオフィス用及び小売用の不動産に
それぞれ263億USDと104億USDを投資した。

機関投資家は130億USDを投資し、
前年(2009年)より74%増加した。
アジア不動産信託基金の不動産への投資総額は
105億USDを達し、前年より195%増加した。
外国への投資額は110億USDであり、
前年比96%増となったが、
2007年の27億USDを遥かに超えた。



Vneconomy.net  2011年2月21日

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