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2011年02月25日

2010年の外国間接投資資金純導入10億に到達


この統計はTran Xuan Ha財務副大臣が発表したものである。

財務省の代表者によると、2010年の間接投資資金の純導入は
10億USDだが、これは2008年~2009年の動きと逆になっている。
2008年の間接投資資金は20億USDに換金され、翌年の2009年には
2.3億USDが換金された。取引口座の数は2009年より38%増加し、
中でも外国投資家の取引口座は1300口座と急激に伸びており、
2009年比で約50%の増加となった。

ベトナム証券委員会の評価では、2010年現在においてマクロ経済が
まだ不安定の状況であり、財政システム及び銀行の流動性の低いこと、
貿易赤字、インフレの上昇、さらにはUSD/VNDの為替レートの上昇が
証券市場に大きく影響を与えるとされている。
新たに上場した会社の数は187社に達しており、2000年~2010年の
上場社数の30%に相当する。これは大きな努力の結果と言える。

2010年の調達総額は大きな増加を示して116兆VNDに達しており、
2009年より3.5倍の増加となってベトナム経済の発展と国家予算への
積極的な貢献となった。

上場した会社は小企業が多く、資本金が1,000億VND以上の会社は
約50%にとどまっている。上場企業の経営管理はベトナム会計基準や
会計監査の基準が多少改善されているが、市場のニーズに対しては
まだ対応できる状況ではない。

国家証券委員会でも2010年の証券市場の取引総額が大きく増加して
620兆VNDに達し、時価総額の85%に相当するとしている。
しかし、より高い流動性を達成するためには市場の体制、新商品、
技術のインフラ等といった諸問題がまだ残されている。


投資紙 2011年2月25日

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