ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ChannelNewsAsiaによると、Mapletree Investmentsは数年後に10億USDの
規模で三つの不動産投資ファンドを開設する予定。

これらのファンドは中国やベトナム、日本における販売目的の不動産に加え
多目的不動産に投資され予定となっている。

Mapletreeは2011年3月31日までの利益を発表しているが、それによれば
この1年間でMapletreeの利益は前年に比べて90％の増加となっており、
7億4,700万シンガポールドルを達成した。

Mapletreeは機関投資家にこれら3つのアジア不動産投資ファンドへの投資を
誘致しており、投資家が年間12～22％の利殖を得ることに期待を寄せている。

日本の不動産投資ファンドについて、 Mapletreeは東京郊外、大阪、名古屋の
オフィスビルを買収するために約3億～5億USDを出資する予定だ。
日本の不動産投資ファンドでは年間で18.5％の利殖が期待されている。

同様の投資資金はベトナムの不動産投資ファンドにも出資され、ベトナムの
大都市における小売用不動産やオフィスビル、そして高層住宅団地を中心に
投資の予定となっている。なお、ベトナムの不動産投資ファンドは2013年より
活動を開始する予定である。

Mapletree Investmentsはハノイにおける1件のサービスアパートメント計画と
ホーチミン市のサービスアパートメント計画に投資する予定である。
Vietnam Fund は2013年に誕生し、年間22％の利殖を生む計画になっている。

Mapletreeは中国の不動産投資に5億USD～10億USDを出資する予定である。
この不動産投資ファンドは中国の1級都市と2級都市が主な投資の対象である。