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2011年09月05日

国家銀行 資金貸付の緩和政策実施


8月30日、国家銀行は金融機関の安全基準に関する規定
No. 22/2011/TT-NHNNを発表した。
それによると、銀行の調達資金の
80%貸出比率の制限を外されることとなった。
この新規定は9月1日以降適用される。
これは資金貸付の緩和政策の一環とみられる。


資金貸付率が調達資金の80%以下と制限されることが決定したのは、
2010年のことである。
この規定は銀行の資金貸付成長率を抑えるために発行された。

この調達資金の80%は、
他の金融機関からの3ヶ月以下の借入は含まれない。
従って、新規定で80%の制限が外されたことで、
小規模の銀行は、他の金融機関から借入できるようになる。

ここ数か月、銀行内の金利はわずかに減少し、
年12~15%になっているため、
銀行で借入する場合、銀行の借金の平均金利は減少し、
企業への貸付金利も低くなる。

ただ、銀行に対する資金貸付成長率を20%以下で抑えることにより、
国家銀行が資金の流動をコントロールすることは、
十分に可能だと考えられている。

国家銀行は資金貸付に対して、多少の緩和を行った。
しかし、証券や不動産への負債リスクが100%から250%に上がっている。
目的はこの二分野への銀行の貸付を制限することにある。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年9月1日

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