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2011年12月01日

世界銀行、2011年のベトナム経済成長は5.8%と予測


ベトナムの経済成長は停滞中だが、今年中に5.8%の達成が見込まれている。
この情報は11月30日のCG会合において発表されたWBの報告書の一部である。


WBの報告書によれば、産業・サービス分野が急速に成長し、ベトナム経済全体の
成長に大きく貢献した。年初9ヶ月で基礎分野が2.4%の成長を見せ、品物と
食品の価格が高騰したため、ベトナムの輸出活動を強く支えた。超過支出額は
越僑送金が増加したため3.8%に減少した。

これは政府決定No.11の実施の成果である。インフレ上昇率が徐々に下降している。
シビアな金融政策が資金貸付や資金供給の成長率を抑制した。

ただ、同報告書によると、年初10ヶ月でFDI申請額が前年同期より22%減った。
建設分野の成長が大幅な減少となっている。

世界銀行の専門家はベトナム政府に対し、外国からの借金を注意することを促した。
ベトナムの借金は大きく膨らんでおり、2008年末の国際経済危機後から徐々に
悪化している。 2010年末の時点では外国からの借金がGDPの42%を占めており、
2007年末と比較して10%増加した。

世銀専門家のDeepak Mishra氏は「外国からの借金と比較すればGDPの借金は
まだ安全な状況だが、他の経済先進国や発展途上国と同様に、悪化状況が早まる
可能性もある」と指摘した。

また、世界銀行は財政分野の潜在的なリスクについても警告した。

InfoTV.net  2011年12月1日

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