2011年の未上場市場に残るブローカーは5%
2011年初めには銀行株式が未上場市場で積極的に取引されたが、
銀行の合併情報が出回った後、銀行株式の取引は固まっている。
未上場市場のブローカーに聞くと、市場の歴史上では今年が
最悪だったと感想を述べてくれた。
Vneconomy.net 2012年1月12日
銀行の合併情報が出回った後、銀行株式の取引は固まっている。
未上場市場のブローカーに聞くと、市場の歴史上では今年が
最悪だったと感想を述べてくれた。
ブローカーは5%しか残らない
未上場市場はハノイ市とホーチミン市で大きく違ってきている。
ハノイ市場では銀行株式を中心に取引が行われ、ホーチミン市では
企業の株式が中心となっている。ハノイ市場には過去に約300人の
OTCブローカーがいたが、現在は5%以下の約10人しかいない。
ホーチミン市にも400人のブローカーがいたが、今では40~50人に
なっている。
残りのブローカーも活動しているのは5人~10人だ。顧客に連絡し、
ブローカー同士でも連絡は取り合っているが、取引しているのは
まれという状況である。
2011年のOTCでは銀行株式の取引が年初に積極化
2011年の年初6ヶ月における市場の状況はさほど酷いものではなく、
Techcombank、VPBank等の銀行株式が未上場市場で大量に取引された。
だが、5月中旬から現在までの銀行株式は流動性が完全になくなった。
2011年の第1四半期時点で、VPBankの株式は1単位12,000VND、
Techcombankの株式が1株17,000VND~22,000VNDで取引されたが、
現在、Techcombankの株式は1単位12,000VNDまで下がっており、
VPBankの株価は7,000VND~8,000VND、Habubank等の株価は4,000VND、
SHBの株価が6,000VNDまで下がった。全ての銀行株式が50%以上の
下落を示している。
2011年の11月時点で多くの株式が暴落したため、個人の投資家たちは
取引しなくなった。市場が暴落した際は株式所有者が安く売りを控え、
買側は高値で買わなくなる。
外国の株主が日用品生産会社の株式を大量に購入したが、未上場市場で
高騰したため、個人投資家は買いしぶった。
2011年は未上場市場で上場株の取引があまり行われなった。過去には
未上場市場でも上場株の取引が積極的に行われていた。
3銀行の合併案件後に中止された未上場市場での銀行株式取引
ハノイの未上場市場で2011年11月に銀行株式の取引が全面ストップした。
個人投資家も機関投資家も銀行の合併を懸念して取引をしない。
De Nhat銀行とTin Nghia銀行の株式は2011年の頭から取引がなかった。
SCB(Sai Gon銀行)株式は流動性が良いが、取引は合併後にあまり
行われなかった。
銀行分野でM&Aが殆どないため、銀行株式を買った投資家は一時的に保管し、
4.9%相当の株式を買収した後、外国投資家や戦略株主に売る。
2012年、未上場市場の状況は?
2011年に未上場市場で活動したブローカーの収入は2010年の約20%で、
収入がゼロの月も多い。証券市場と長く付き合ってきたブローカーでも
半ば諦めの心境となっている。
2012年の未上場市場について、ブローカー達は良くならないと考えている。
未上場市場の動きはいつも上場市場より遅く、上場市場が良くならなければ
未上場市場の状況も改善されないだろう。
未上場市場はハノイ市とホーチミン市で大きく違ってきている。
ハノイ市場では銀行株式を中心に取引が行われ、ホーチミン市では
企業の株式が中心となっている。ハノイ市場には過去に約300人の
OTCブローカーがいたが、現在は5%以下の約10人しかいない。
ホーチミン市にも400人のブローカーがいたが、今では40~50人に
なっている。
残りのブローカーも活動しているのは5人~10人だ。顧客に連絡し、
ブローカー同士でも連絡は取り合っているが、取引しているのは
まれという状況である。
2011年のOTCでは銀行株式の取引が年初に積極化
2011年の年初6ヶ月における市場の状況はさほど酷いものではなく、
Techcombank、VPBank等の銀行株式が未上場市場で大量に取引された。
だが、5月中旬から現在までの銀行株式は流動性が完全になくなった。
2011年の第1四半期時点で、VPBankの株式は1単位12,000VND、
Techcombankの株式が1株17,000VND~22,000VNDで取引されたが、
現在、Techcombankの株式は1単位12,000VNDまで下がっており、
VPBankの株価は7,000VND~8,000VND、Habubank等の株価は4,000VND、
SHBの株価が6,000VNDまで下がった。全ての銀行株式が50%以上の
下落を示している。
2011年の11月時点で多くの株式が暴落したため、個人の投資家たちは
取引しなくなった。市場が暴落した際は株式所有者が安く売りを控え、
買側は高値で買わなくなる。
外国の株主が日用品生産会社の株式を大量に購入したが、未上場市場で
高騰したため、個人投資家は買いしぶった。
2011年は未上場市場で上場株の取引があまり行われなった。過去には
未上場市場でも上場株の取引が積極的に行われていた。
3銀行の合併案件後に中止された未上場市場での銀行株式取引
ハノイの未上場市場で2011年11月に銀行株式の取引が全面ストップした。
個人投資家も機関投資家も銀行の合併を懸念して取引をしない。
De Nhat銀行とTin Nghia銀行の株式は2011年の頭から取引がなかった。
SCB(Sai Gon銀行)株式は流動性が良いが、取引は合併後にあまり
行われなかった。
銀行分野でM&Aが殆どないため、銀行株式を買った投資家は一時的に保管し、
4.9%相当の株式を買収した後、外国投資家や戦略株主に売る。
2012年、未上場市場の状況は?
2011年に未上場市場で活動したブローカーの収入は2010年の約20%で、
収入がゼロの月も多い。証券市場と長く付き合ってきたブローカーでも
半ば諦めの心境となっている。
2012年の未上場市場について、ブローカー達は良くならないと考えている。
未上場市場の動きはいつも上場市場より遅く、上場市場が良くならなければ
未上場市場の状況も改善されないだろう。
Vneconomy.net 2012年1月12日