外国投資家 撤退の心配はない
JPMorgan投資銀行の
Percy Batlywalla財政担当社長によると
投資家の信用はなかなか回復しないものだという。
ベトナム市場も同様だ。
「市場に対する投資家の信用は下がったが、市場は存続する。」と評価した。
また
「一つ:ベトナム経済は、多数の客観的な要素に支えられ、成長を続けている。
二つ:ベトナムは財政危機管理について、多くの事を学んでいる。
特に、10年前のアジア財政危機に、学んだことは多い。
三つ:外国投資家が、証券市場から一斉に撤退する可能性は低い。
それは、ベトナム証券市場に対する信用が、ゼロになった時だろう。
ベトナム政府は、証券市場の安定確保のため、努力している。」と、語った。
国家銀行役員によると、外国投資家はベトナム証券市場から
大量な資金を引き出した可能性は低い。
これは、1997〜1998年代のアジア各国の証券市場と同様だ。
投資撤退のため、各外国機関投資家は、株主に説得しなくてはいけない。
株主の合意を得るまでに、かなりの時間がかかる。
一方、世界の市場が衰退する中、投資による利益は期待できない。
「実際、証券市場暴落の際、ベトナム投資家は株式を大量に売却したが
外国投資家は積極的に購入している。」
JPMorgan投資銀行の、Percy Batlywalla財政担当社長は
「我々は、15年前にベトナムへ参入した。
現在、活動規模拡大のための計画を実施し
ベトナムへの投資機会をうかがっている。
また、ベトナム企業が
国際市場から投資資金を調達する際、そのコンサルティングをしている。
我々は
ベトナム経済や財政市場の発展を確信した上で、活動規模を拡大している。
我々は、ベトナムはアジアで一番魅力的な投資先としている。
この点は変わらない。」と述べた。
証券投資紙 2008年3月24日
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