ブラジル最大手銀行 ベトナム支部開設の構え
ブラジル最大の金融機関である、Banco do Brazilの
アジア地域担当-Admilson Monteiro Garcia代表は、
今後、ベトナム支部開設の可能性を示唆した。
7月10日、ハノイ市で行われた
「ブラジル-ベトナム:新しい協力関係の構築」セミナーの中で、
Garcia代表は、
「同行は今後、アジアのネットワークを拡大していく予定である。
ベトナムにおいては、今のところ具体的な計画はないが、
将来、ベトナム支部を開設する可能性は十分にある。」と述べた。
「ブラジル-ベトナム:新しい協力関係の構築」セミナーの中で、
Garcia代表は、
「同行は今後、アジアのネットワークを拡大していく予定である。
ベトナムにおいては、今のところ具体的な計画はないが、
将来、ベトナム支部を開設する可能性は十分にある。」と述べた。
両国間の貿易額は、ここ近年連続して増加しており、
両国政府も経済・貿易関係の発展を確信しているため、
同行のベトナム支部開設に向けた条件は揃っている、とした。
また、ブラジル企業もベトナム市場には
強い関心を示している。
7月9日~10日、
Inacio Lula da Silvaブラジル大統領に同行し、
16企業の役員30名がベトナムを訪れた。
一方でベトナム企業も、
ブラジルを発展的市場と見ている。
同セミナー内で、
Luiz Inacio Lula da Silva大統領と、
Hoang Trung Haiベトナム副首相の出席の下、
Banco do Brazil銀行と
ベトナム農村農業開発銀行(Agribank)間で
協力合意書が締結した。
その中で、まずこの2行が、
情報交換と、各企業の輸出入に協力することとしている。
Garcia代表は
「これは今後のBanco do BrazilとAgribank間の
活動協力の第一歩だ。」と述べた。
ベトナム通信社 2008年7月11日