IDG ベトナムへの投資を促進
7月15日午前に行われた、
2008年ベトナムITセミナー(ICT Outlook)に参加した
Patrick McGovern-IDG国際データグループ会長によると、
今後IDGは、ベトナムのIT市場に5億ドルを投資する予定。
これにより、IDGは2つの投資ファンドを開設する。
IT企業への投資ファンドが2億ドル、
成長投資ファンド(Growth Fund)が3億ドルである。
成長投資ファンドは2004年より投資を受けているIT企業のみが
対象となっている。
IT企業への投資ファンドが2億ドル、
成長投資ファンド(Growth Fund)が3億ドルである。
成長投資ファンドは2004年より投資を受けているIT企業のみが
対象となっている。
IDGは今年中に2億ドルのファンドを公開し、
40~45社のベトナムIT企業に投資する予定。
10~15%はラオス及びカンボジアにある企業に投資する予定。
Growth Fundは2010年に開設される。
McGovernはインタビューで、ベトナムはIT開発のスピードが
引き続き上位の国であり、成長率が年間15%であるとした。
同氏によると、近年、IDGが既に投資したベトナムのIT企業が
年間30%~40%の成長率に達している。
ベトナムIT企業の商品の中で外国市場が受け入れたものもある。
「経済成長が少し止まったことは、
ベトナムのIT開発に対して影響を与えるか」との質問に対し、
McGovern会長は、「今後5~6ヶ月の間にインフレは抑制され、
効果的にコントロールされると確信している」とし、
この影響が短期的なもので、ベトナムのマクロ経済政策が
経済の発展に功を奏していると強調した。
同氏によれば、IT分野はインフレによって2つの影響を受けている。
消費者からの影響と、企業からの影響である。
消費者はIT商品の購入を控えているが、
企業は競争力を高めるために引き続き投資しなくてはならない。
これはIT分野の活動を促進するために重要なことである。
ITサービス分野への投資成長率は引き続き26%を維持している。
サイゴンエコノミックスタイム 2008年7月16日