外国銀行 ベトナム銀行株式所有率を引き上げ
United Oversea Bank (UOB)は
Phuong Nam民間商業銀行株式会社の株式所有率を上げた。
また、Societe Generaleは
Dong Nam A商業銀行株式会社の株式購入を承認された。
ベトナム国家銀行は同行に対し、
Phuong Nam商業銀行株式会社の株式5%を追加購入することを許可。
ただ、今回の購入株価はまだ公表されていない。
購入が終了すれば、UOBの株式所有率は10%から15%に引き上げられる。
2007年12月、同社は4,800億ドン(3、000万ドル相当)で
Phuong Nam銀行の株式10%を購入。
Phuong Nam銀行は、1993年、
ホーチミン市で初めて100億ドンの資本金で設立された。
同行は今年中に資本金を2倍(3兆ドン)に増資する予定。
現在84支店を展開、総資産は18兆ドン。
UOBはシンガポール大手の銀行であり、
18カ国・524支店を通じ、様々なサービスを提供している。
また、国家銀行は、Dong Nam A民間商業銀行株式会社 (SeABank)に対し、
同社の戦略パートナーであるSociete Generale (フランス)に
15%の株式を売却することを承認。
Societe GeneraleはSeABankに対し、
リスク管理の改善、技術及び国際清算サービスの質向上、
人材育成、顧客サービスの拡大などに協力する。
この株式売買契約は早期に締結される予定。
ただ、この15%の株式の売却値段はまだ公表されていない。
先週、未上場市場においてSeABankの株価は
18,000ドン~20,000ドンで変動。
現在、多くの外国銀行がベトナム銀行の株式の15%を保有
(HSBCとTechcombankm, Standard CharteredとACB,
Sumitomo Mitsui Bank とEximbank, MaybankとABBank)。
中には、所有率を20%に引き上げることを希望している外国銀行もある。
Sanotc.com 2008年7月29日