Lotte ベトナムで30店舗開設予定
韓国の小売販売会社 Lotteは
ベトナムで30店舗を開設する予定。
この店舗の投資額は7500万ドルである。
この小売会社は今後の15年間でベトナムの各大都市に
30店舗を開設するために50億ドルを出資予定。
Lotte Martは2006年、ベトナムがWTOの150成員になる3日前に
投資許可を受けた。
Noh Byung Yong -Lotte Mart社長は
「我々は中国とインドネシア市場に参入する前にベトナムで店舗を
開設したかったが、様々な理由でやっとサイゴン南に入ることができた。」
と述べた。
ベトナムがWTOに加盟した2年後にLotteがベトナムに参入しており、
初の大規模外国小売会社である。
去年、香港の小売会社WellcomeはCitimartの5つの店舗を通じて
ベトナム市内の販売市場に参入した。
Lotte Martの参入方法については、Minh Van会社と共に
Lotte Shopping VN有限合弁会社を設立し、Lotte Martが80%を出資した。
現在までLotte Martは4カ国で90店舗を開設したが、
Lotte Shopping VNがLotte Martにとって外国における一番最初の会社である。
Noh Byung Yong社長によると、
サイゴン南のLotte店舗はこの韓国の小売会社にとって特別な意義がある。
この店舗はLotte Martにより直接投資、運営されるものである。
中国にあるLotteの8店舗及びインドネシアにある19店舗は
Macroグループにより譲られたものである。
Lotte VNはサイゴン南で土地を買収し、店舗を建設した。
Lee Sang Woo - Lotte VN社長によると、サイゴン南のLotte店舗(センター)は
ベトナムで最大ショッピングセンターであり、
面積が33,000平米、Phu My Hung住宅団地と近い。
このセンターで販売される商品の10%は韓国からの輸入商品、
残りがベトナム国内の製品である。
Lee社長はこの最初のLotte Martセンターがサイゴン南の文化、
ショッピングセンター、遊園地になることを期待する。
この中には女性の文化会館、シネマセンター、スーパーマーケットも建設予定。
Lotteもベトナムで輸出用の製品を加工することを目指す。
LotteはベトナムがWTOに加盟する2009年1月1日の直前に
ベトナムで正式に活動を開始し、
専門家業界からベトナム小売市場開拓の一番手と評価される。
この2年間でSaigon Co.op, Citimart, Phu Thai等のベトナム小売会社は競争力を高め、
マーケットシェアの拡大のためにベトナム各地で精力的にネットワークを広げた。
あるベトナム小売上位企業の社長は
「ベトナム小売会社の投資方針が早ければ早いほど良い」と言った。
Lotte Martは1998年に韓国で起業、現在韓国市場の20%のシェアを把握し、
販売ネットワークが強く、世界中に参入を始めている。
今年10月にMarco会社の19店舗を買収することにより
Lotte Martは正式にインドネシアに参入した。
これがベトナム始め東南アジア市場へ投資開発を開始する足がかりになった。
Lotte Martは"Wiselect"の商標で毎年7000万ドル以上の売上に達し、
現在国際基準を満たすサッカー競技場の面積の13倍の大きさを有する
貨物運搬の中間センターを所有している。
Lotte Martは韓国のLotteグループの子会社である。
Lotteグループは韓国で5番目の大企業であり、食品、化学物、建設、
観光等の様々な分野で活動している。
Vneconomy.net 2008年12月18日