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2009年03月14日

FDI調達: ベトナムはタイより魅力的


ロンドン、シンガポール、上海、Washington DCに駐在事務所がある
マーケティング戦略コンサルティング会社-KAEの最新研究結果によると、
外国企業の役員は現在の経済状況を関わらず
ベトナムのFDIに対する魅力がタイより大きいと評価した。


アジアKAEはベトナム、タイに対する投資環境及び現在の投資状況について
調査を行った。

調査結果によると、調査先の会社の役員の63%は
ベトナムにおける投資がタイより魅力的であると回答し、21%はタイが良いと選択し、
残りの15%が両国の投資に対する魅力が同様と回答した。

Damien Duhamel-KAE Asia社長は
「ベトナムはこの20年間で平均7%以上のGDP成長率を維持し、
この成長率が非常に興味深いものである。」といった。

ベトナムの経済及び政治の中長期の展望はタイより良い。
各企業の役員は、ベトナムが東南アジア地域における他の国より魅力的な投資地と評価した。

80年代、90年代のベトナムに対するFDIは大きくないが、
2006年よりベトナムがアジアの投資家にとって好ましい投資対象地になった。
2007年にはベトナムが記録的なFDI資金、200億ドルを調達し、2008年に600億ドルを調達した。

Duhamel氏は「自由化が進展しているベトナムは、
東南アジアで戦略的な場所に位置づけられる。」といった。

また、ベトナムにおける1人当たりGDPはタイより4倍低い、中国より2倍低いので、
今後の消費需要増加が大きく期待できる。

Seck Yee Chung-Baker & McKenzie法律コンサルティング社長は
「国際経済危機に関わらず、ベトナムにおける投資チャンスは多い。
ベトナム経済は2009年に楽観的な成長を達する。
国際金融危機は今後18ヶ月にFDIに対して影響を与えるが、
ベトナムの成長率がアジア太平洋地域で一番高い」といった。

ただ、ベトナムへの外国投資のリスクは少なくはない。

Duhamel氏は「2008年の半ばにベトナム経済は物価が急速に上昇し、
CPIが約25%を上昇しことにより非常に熱く成長した。
また、金融危機は経済発展に対して大きな挑戦である。
ただ、長期的な投資チャンスを探したい会社にとっては
今のベトナムの困難な問題は短期のものにすぎない。」と述べた。

「現在の困難状況及び国際経済衰退に関わらず、ベトナムの発展は安定している。
統計資料によると、最も関心が持たれている分野では、
自動車工業が10%、医療機材が20%、ECが40%成長すると予測される。」



Vneconomy.net  2009年3月13日

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