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2009年03月31日

HSBCの三脚


HSBCは、ベトナムにおける3つの投資案件
(HSBCの100%子会社、
Techcombankへの20%投資案件、
Bao Vietへの10%投資案件)に対し、
引き続き力を入れる予定。


HSBCは市場の状況に関わらず、
ベトナムにおける投資の三脚の促進戦略を引き続き実施する。
「危機は一時的なもので、戦略は長期的なものである。」
の言葉は、HSBCグループの考えを表している。

Paul Leech -HSBCアジア太平洋国際営業開発社長兼
HSBCベトナム有限会社会長は、
「HBSCは新発展市場及びベトナムを、
発展潜在力が大きいと評価するので、
今後引き続きアジア太平洋地域を中心に力を入れる。」
と述べた。

先週ハノイ市で行われた
「政府と対話-ベトナムの将来の位置を確定」
の会議において、Eonomist Intelligence Unitは、
ベトナムの経済発展に対して暗い予測を発表したが、
HSBCの役員はベトナムにおいて
長期的投資をすることを確認した。

Leech氏によると、
世界経済の状況はこの1年間でかなり変動したが、
新発展市場の魅力に対するHSBCの関心は変わらない。

Leech氏は、
「我々は引き続きベトナムに投資する。
HSBCの100%出資のベトナム子会社は活動開始した。
その他、我々はTechcombank、Bao Viet等の
戦略パートナーとの関係を拡大する機会を探している。」
と述べた。
HSBCはマクロ発展戦略を維持するが、
このチャレンジ期により良く対応するために、
ベトナムにおける活動及び発展戦略を多少調整する予定。
例えば、新期貸出案件に対し、
もっと慎重に検討すること等である。

Thomas Tobin-HSBCベトナム有限会社社長は、
「子会社の活動開始を通じて、
我々はベトナムにおける活動を促進する。
ベトナム国家銀行の承認を得られれば、
ハノイ市、ホーチミン市、Binh Duong省、Da Nang市等の
重点経済地域で引き続き支店を開設する予定」
と話した。

現在、135台のATMにより、
HSBCはベトナム市場最大のATM機材システムを
開設できた外国銀行である。
このシステムは2008年5月に
TechcombankのATMシステムへの接続に成功すると、
HSBC-TechcombankのATMシステムは400台に拡大される。

戦略的な協力関係の発展は、ベトナムにおける
HSBCの発展に対して重要な役割を担うので、
「政府と対話」の会議において、
Paul Leech氏は、
「HSBCはベトナム商業銀行の20%を所有する
唯一の外国銀行であり、Bao Vietの10%を所有する
唯一の外国戦略パートナーである。
我々はTechcombank及びBao Vietへの投資を重視し、
この投資方式が長期的に発展すると考える。
安定した長期的投資により、ベトナムの発展において
HSBCは良い位置に位置づけることが出来る。」
と述べた。



サイゴンエコノミックスタイムズ 2009年3月30日

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