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2010年11月17日

France Telecom MobiFone買収に意欲


フランスの通信会社、France Telecomは、
11月16日の記者会見で、
改めてMobiFoneへの投資に意欲を示した。


Orange Business Services (France Telecom子会社)
アセアン地域担当社長のCharles Kennaway氏によると、
France Telecomは、4年前にMobiFoneへの投資計画を立てたという。
MobiFoneの民営化は計画からかなり遅れているものの、
引き続きMobiFoneへの投資計画を進めていく模様。

Kennaway氏は、MobiFoneのIPOの時期については、
ベトナム政府の政策と意向次第だ、としている。

MobiFoneが民営化されるまで、
France Telecomは引き続き、
ベトナム郵政通信公社(VNPT)とデータソース管理会社(VDC)への
協力を行っていく模様。

WTO加盟内容によると、
基本通信サービス分野(固定電話、携帯電話、データー送信等)
へ投資する場合、外国側はベトナム企業と提携し、
最大49%まで投資することができる。

そのため、ベトナム参入への最短ルートは、
外国投資家がベトナム企業に投資することとなる。
これまでに、多くの外国通信会社が
MobiFoneの戦略投資家になろうと計画を進めてきた。

ベトナムでは、MobiFoneだけでなく、
VinaPhoneやEVN Telecomなども
近い将来民営化される予定である。

ここ最近で、EVN Telecomは株式の60%を FPT Telecomに譲渡、
残り一部を他の投資パートナー企業に譲渡することを通知している。

Sai Gon Telecom株式会社(SPT)も保有のS-Fone株式を
外国投資家に譲渡することを明らかにしている。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2010年11月17日

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