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2011年06月24日

ベトナムに一斉参入 ~中国の請負者~


この数年間、ベトナムの投資総額は年間で平均600兆VNDとなり、年々増加の
傾向を示しており、中でもインフラ建設資金の比率が大きい。


だが、規模の大きな投資計画や投資資金が外国から調達される計画は大部分が
外国企業の請負者によって落札されている。

最近の10年間において国家予算の導入で実施されてきたEPC入札パッケージ
(コンサルティング・設計・機材整備・運行)は、ベトナム企業の落札比率が
67%に達したがベトナム企業の落札額は39%にとどまり、中国の請負者による
落札額が48%を占めている。

この中でも特に90%の発電工事、鉱山採掘、石油、金属精製、化学精製関連の
工事を中国の請負者が落札しており、中国業者の一斉的なベトナム参入により
ベトナム企業に「仕事を無くなる」状態を招いている。

この状況の主な原因はベトナム請負者の財政力が制限され、各計画の実施資金を
用意できないことにある。また、設計能力と管理能力が不足しており、技術的に
時代遅れで労働能力が低いのも要因となっている。


CafeF.vn  2011年6月24日

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