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2011年08月25日

MU(マンチェスター・ユナイテッド)がベトナムに協力を表明


MUはBeelineと数億USDの協力合意書を締結する前に
Viettel、VinaPhone、FPT等の通信会社と提携希望の意向を表明した。


BeelineとMUとの間で締結される数億USDの協力契約はベトナムで
前例のないものだが、この提携劇はベトナム大手通信会社にとって
驚くほどのものではない。

あるViettelの経営陣によれば、MUは以前Viettelにサッカー選手の
映像を使った携帯電話サービスを宣伝するという提携案を打診した。
MUが提案したサッカー選手の映像使用料は年間250万USDであり、
この時はViettelが高過ぎると判断して実現には至らなかった。

一方、VinaPhoneからの情報によると、1年前からMU、Liverpool、
Arsenalのイギリスの有名なサッカークラブ3つが、同様の話を
VinaPhoneに持って来た。MUは最初より安い200万USDという額での
提案だったが、VinaPhoneは負担できないと考えて断った。

VinaPhoneの経営陣は「提携の結果はまだ分からないが、MUと
提携契約を締結する場合は、その後の3年間でMUに600万USDを
払わなければならず、これは想像も出来ない金額である」と述べた。
VinaPhone、ViettelにはMUがダイレクトに提携の話を持って来た。
FPT、MobiFone、S-Foneは、それ以前にMUの提携候補となっていた。

Viettelの経営陣はBeelineがMUから提案された価格が適正だったので
提携に至ったと見ている。

Beelineとの提携はMUがパートナーに自分たちのFan Club作る費用を
負担してもらう目的で行われた。これは、MUのパートナーがMU選手の
映像を使って携帯電話でサービス製品を宣伝することも意味する。

現在、ベトナムでは各携帯電話会社がサービスの開発を促進している。
BeelineはMUのブランドや選手の映像クリップに対する使用権を利用し、
顧客に無料でダウンロードサービスを提供するが、Beelineの加入者が
少ない場合はMUとの提携があっても成功を収める確率は低い。

VinaPhone、MobiFone、Viettelは有名なサッカークラブとの提携が
武ランディングの良い方法と考えている。また、クラブ間の競争も激しく、
BeelineとMUの提携には新規の連携傾向を促す可能性がある。
Liverpool、Arsenal等、他のクラブもベトナム市場に導入する方法を
模索しているかも知れない。
Beelineとマンチェスターユナイテッドの間で締結された契約書は
8月22日に発行され、それによってBeelineはMUのクラブ情報を
ベトナムの顧客に3年の間、提供することが可能となる。

これについてはインドシナの3カ国で展開され、VimpelComという
外国の会社がBeeline名義を使い、ベトナム、ラオス、カンボジアで
MUとの協力事業を展開する。

BeelineとMUの契約価値は300万USDで、ベトナムの携帯電話市場での
ブランディング提携では歴史的と言われている。

VimpelCom Ltdインドシナ担当社長兼Beeline Vietnam (GTEL-Mobile) の
社長であるMichael Cluzel氏は、ベトナムとラオスではサッカーが
最も人気の高いスポーツであり、マンチェスターユナイテッドは世界中で
愛されているクラブなので、ベトナムとラオスが例外ではないと述べた。

締結契約書の内容では、毎年BeelineがMUに約100万USDを払わければ
ならない代わりに、MUのデジタル映像を独占でベトナム、ラオス、そして
カンボジアで携帯電話サービスに利用することができる。


Vneconomny.net  2011年8月25日

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