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2011年10月06日

ベトナムに視線集中 ~台湾の投資家~


台湾にある多くの企業は中国大陸からベトナムへに投資案件が
移行していることについて調査を実施している。


駐ホーチミン市経済文化事務局のJerry S. K. Yang局長によると、
台湾の企業が中国大陸から生産活動を中国大陸から移行させたい理由は
賃金の高さで、選択肢としてベトナムは最良と評価されている。

今回、Chinfon会長兼台湾国際経済協力協会会長のShi H. Huang氏を筆頭に
30社に及ぶ台湾企業の代表が9月28日から10月5日にかけてベトナムを
訪問した。これらの企業は自動車部品等の分野で活動している。

つい最近の2011年9月末、約100人の台湾の投資家がハノイ市を訪れた。
これらの企業はベトナム北部の投資環境を視察した。

Jerry S. K. Yang氏によると、今回の視察後に30社がベトナム北部での
投資を希望しており、台湾政府も台湾企業に南部より北部への投資実施を
奨励している。現在、ベトナムへに対する台湾企業の投資は主に南部を
対象に行われているため、労働人材と資材調達等の競争が激化している。

計画投資省外国投資管理局が明らかにしたところによると、台湾は1988年から
2011年9月までに233.12億USDを投資しており、ベトナムに対して投資した
93カ国の中で投資額第2位の国である。ベトナムに投資している台湾の案件は
1件当たりで平均1,000万USD規模となっている。

現在、投資額についてHa Tinh省は台湾の投資申請額が最大の地方であり、
14案件で80億USDとなっている。件数的にはDong Nai省、Binh Duong省や
ホーチミン市等の南部が多い。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年10月6日

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