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2012年02月02日

ベトナムに50億円を投資した日本の大手企業


日本の化学品会社、Shin-Etsu Chemical Co Ltdがベトナムの
第1工場と第2工場に対して投資を行う計画を発表したことが
World of Chemicalsの情報で明らかになった。
この投資計画の総額は50億円である。


これら二つの工場はシリコンを利用してLED照明を生産する
Shin-Etsu Electronics Materials Vietnam Co Ltdと、
レアアースの分類・リサイクルなどを行うための工場である
Shin-Etsu Magnetic Materials Vietnam Co Ltd の名義で
整備される予定となっている。

投資額の50億円はUSDに換算すると約6400万相当であり、
30億USDがShin-Etsu Electronics Materials Vietnam Co Ltdに
投資され、残りはShin-Etsu Magnetic Materials Vietnam Co Ltdに
投資される。これらの工場は2013年2月と3月に稼働予定である。

World of Chemicalsによると、Shin-Etsuは今回初めてベトナムに
生産工場を設置した。工場が稼働した後、Shin-Etsuはベトナムと
ベトナム隣国の需要に対応することが可能となる。

Shin-Etsu Chemicalは半導体産業とハイテク産業資材の供給では
世界有数の企業であり、生産拠点を世界中に所有している。
Shin-Etsu Chemicalは2011年の信用格付けAa3にランクされ、
7つのランキングで3位の評価となっている。

二つの投資案件はベトナム政府に認可されており、第1工場は
Thang Long2工業団地(Hung Yen省)に5万平米の面積で建設され、
第2工場はDinh Vu工業団地(Hai Phong市)にある8万平米の
敷地に建設予定である。

ベトナムのレアアースに対する日本の投資については、トヨタ通商と
SojitzがLavrecoとの合弁でベトナムのレアアース開発を行う計画が
あると2011年10月末付けの日経新聞で報じられた。他には日本の
国家石油・金属グループがこの合弁会社に出資する可能性もある。

Vneconomy.net  2012年2月2日

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