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2012年03月22日

日本の投資家にモテモテのLong Duc工業団地


Long Duc工業団地の工事がDong Nai省Long Thanh郡Long Duc村における
281ヘックタルの敷地で3月19日の午前に開始された。
この工業団地は多くの日本投資家から高い関心を集めている。


同工業団地のインフラ開発を担当しているLong Duc投資有限会社は
Sojitz Corporation、Daiwa House Industry、Kobelco Eco-Solutionを含む
日本企業とベトナム企業Donafoodの合弁会社である。現時点では日本の
大手企業2社がここに工場を置くため、60ヘクタールの土地を借りている。

上記2社は高級建材及び医療機材生産に4億USDを投資する予定である。
合弁会社は2社の投資家に関する情報をまだ発表しておらず、
Dong Nai省人民委員会の代表団が日本を訪問した際に投資ライセンスの
引き渡しが行われる予定となっている。

なお、この他の日本企業も同工業団地で40ヘクタールの土地を借りるための
手続きを行っている。

Long Duc投資有限会社は当初に予定していた投資総額は約1.100兆VNDだが、
今後、工業開発のために1億USDまで増資する予定である。日本側はそのうちの
80%を所有し、残りの20%をDonafoodが所有する。
工事は2013年の第2四半期末または第3四半期の頭に完了する見込みである。

この工業団地はハイテク機材の生産、裾野産業、機材製造、電機製品、高級資材、
薬品等の企業が構成する。そのため、Long Duc投資有限会社は日本の中小企業を
対象とする小規模な工場を設置し、裾野産業で運営している企業がすぐに
生産を開始できる環境を整備する。

新たな工業団地の誕生でDong Nai省の工業団地は約30件となり、今回のものは
約9,500ヘクタールの土地に建設された。

サイゴンエコノミックスタイムズ 2012年3月22日

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