ブルーチップ ベトナム投資ニュース

DIZA管理委員会のNguyen Van Thanh副委員長は、Dong Nai省人民委員会が
4月8日～16日に訪日した際、Lixilの投資を許可したと述べた。

それによると、Lixilは281ヘクタールの敷地内に55ヘクタールの工場を
設置する。この工事はLong Thanh郡Long Duc村で起工した。

工場が生産するのは高級建材で、主にアルミのドア、サッシ等である。
投資は2段階で、今年は工場設置と全製品の輸出が計画されている。

DIZAの情報によると、Lixilは日本の大手企業でタイル、建設用の陶器製品、
内外装の化粧建材等を生産している。LixilグループはTostem Corporation、
Inax Corporation、Shin Nikkei Co., Ltd.、Toyo Exterior Co., Ltd、
そしてSunwave corporationの5社で構成されている。

現在、Lixilはベトナム市場でInaxの流し台、トイレの陶器製品等を生産し、
Hanoi市、Hung Yen省、Quang Nam省、Vung Tau省で製品を販売している。

日本を訪問した際、Dong Nai省の代表団はBelmontにも医療・歯治療に関する
機材生産工場の投資を許可した。同社ではLong Duc工業団地に工場を設置し、
400万USDの投資を行う予定である。

Dong Nai省の訪日団にはDinh Quoc Thai人民委員長を始め各政府関係機関の役人、 大手企業の役員が含まれている。 今回の日本訪問で、Dong Nai省代表団はトヨタ通商と会談した。両者はDofico （Dong Nai工業食品株式会社）のAgropark計画への日本側の投資について協議し、 Dong Nai省での工業製品販売促進に向けた技術・商業面で、日本側からの協力が 提案された。 代表団がDong Nai省で工業団地のインフラ開発を行っているSojitzグループとも 協力合意基本記録を締結した。これにより、Dong Nai省は投資誘致の優先案件を 紹介し、投資関係の手続きと優遇的な対応政策を実施すると共に、Sojitzサイドが Long Duc工業団地のインフラ整備を実施、日本の投資家を誘致する。 Dong Nai省代表団は東京で投資促進セミナーを開催し、日本企業250社が参加した。