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2012年10月18日

Nippon Oil & Energy、ベトナムに対する日本の投資を緩和


Hai Phong経済団地管理委員会はJX Nippon Oil & Energyの
投資計画に対する許可を発給した。


今回の案件では投資申請額が初めて4,030万USDに達するものがある。
資本金は1,010万USDで、JX&ENEOSの潤滑油を精製・販売と共に
輸出サービスも提供する。

活動は2020年より展開されており、年間36,000トンを生産する。
工場は4ヘクタールの土地に建設される予定で、2013年3月から
2014年5月までの期間で施設と機材の整備を完了し、段階的に
試験生産がスタートする。

Nippon Oil & Energyの計画はHai Phong市をはじめベトナム全国に
対する日本の投資を緩和させるものである。

それ以前の2012年9月には、東京計器がDa Nang市人民委員会から
Tokyo Keiki Precision-Technology Da Nangの名義で生産施設の
整備を認可され、投資申請額は4,000万USDとなっている。

同社は最初にDa Nang市で工場を借り受け、2013年4月より活動を
開始させる。同社の生産はa Nangハイテク団地における工場整備を
完了させた後、2014年よりこの工場に移行される。これで同社は
3万㎡の土地に3つの工場を設置することになり、工場1カ所の面積は
5千㎡となる。控除は初期段階で自動パルプを生産する。活動開始後の
生産能力は小型パルプで月5万個、中型パルプは月5千個を見込む。
部品は主に日本から輸入され、製品はアメリカ、ヨーロッパ、中国、
台湾、韓国等に輸出される。

ベトナム計画投資省は国内で活動する日系企業500社の状況を調査し、
投資及び営業の実施過程で発生した問題を調査している。

計画投資省はこの調査結果を踏まえて政策の改善を進めると同時に、
他の政府関係機関と協力して企業の問題を解決する予定である。

調査報告書によると、日本の投資はベトナムの63省市で展開され、
そのうちホーチミン市、Ba Ria Vung Tau省、ハノイ市、Dong Nai省、
Binh Duong省は最も大規模な投資を調達している。ベトナムへの
投資を実施している国では投資の規模と件数で日本がトップであり
次いで韓国、台湾とシンガポールとなっている。

2012年9月20日の時点で有効な日本の投資案件は1,758件。
投資申請額は286億USDでベトナムに投資している96ヶ国中では
最も大きい。

ベトナムに対する日本の投資申請案件は年初9ヶ月で203件あって
申請額は37億USDである。また、82件が増資を申請しており、
増資申請額は9.55億USD近くにのぼる。新投資申請額と増資額は
年初9ヶ月で56.7億USDに達する見込み。

Vneconomy.net  2012年10月18日

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