ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ホーチミン市計画投資局は10月22日付けで、韓国のロッテマート
（ロッテグループの子会社） にホーチミン市ショッピングセンターを
韓国の所有施設にすることを認め、同時に増資計画も認可した。

同社はこれにより、ロッテベトナムショッピングセンター有限会社の
ベトナムにおけるパートナーであるMinh Van会社の所有率を買収し、
韓国の所有する会社に変更される。

2006年の10月に発給された投資許可によると、当初の投資資金は
6,500万USD。その時点ではMinh Vanが1,300万USD(20％)、
韓国側が5,200万USD（80％）の出資だった。

ロッテベトナムの所有者は韓国に移り、投資資金も6,500万USDから
1.2億USDに増資される。

同社は活動を開始と同時にホーチミン市の第7地区と第11地区で
ロッテマートをオープンした。

ロッテの計画では年末までにDa Nang市とDong Nai省Bien Hoa郡に
新たな店舗がオープンする。Lotte Mart Da NangはHai Chau郡の
Hoa Cuong Bac地区に開設され、敷地面積が1万㎡、投資総額は
3億1,000万USD。オープンは今年の12月を予定している。

方やLotte Mart Bien HoaはDong Nai省Bien Hoa郡Long Binh地区の
Amataショッピングセンター敷地内に設置予定で、敷地面積が8,300㎡、
投資額は4,000万USD。こちらは2012年11月にオープンの予定だ。

ロッテベトナムショッピングによると、Da Nang市とDong Nai省の
投資許可は2011年10月および12月に発給された。

この韓国企業は2020年までにベトナムで60店舗オープンの目標を
立てている（ベトナム進出時の発表では30店舗の目標だった）。