アジア初の巨大カジノがオープン
アジア初となるLas Vegas級のカジノが
ベトナムにオープンする予定だ。
Go Tramリゾート建設プロジェクトの一環となっている。
このリゾート・カジノ多目的プロジェクトの主な請負業者は
カナダのAsian Coast Development Ltd不動産会社(本社:トロント)。
アメリカのThe Wall Street Journalによると、
プロジェクトは5月24日に着工された。
Michael Aymong- Asian Coast Development代表取締役によると、
これは、ベトナムで過去最大の外国企業の投資によるプロジェクトで、
Asian Coast Development会社が30%出資し、
パートナー企業のHarbinger Capital LLC予備ファンド
(本部:ニューヨーク)が25%を出資している。
このプロジェクトの初期の投資資金は13億ドルで、
2300室を有する5つ星のホテルに、
90台のカジノテーブル、500のカジノ遊具、
VIP用ラウンジが建設される予定だ。
Aymong代表取締役によると、
完成は2015年を予定しており、
リゾート内に5つ星ホテルと2つのカジノが誕生するそうだ。
また、カジノの集客目的と、
Ho Tramリゾートの家族会員サービスのために、
18ホールのゴルフ場とプールも建設される予定。
同氏によると、このようなプロジェクトは、
ベトナムでの需要が最も高いと見込まれ、
中国、マレーシア、シンガポールなどの
他のリゾートとの競合に対して、非常に効果的である。
今日まで、ベトナムでのカジノ営業は厳しく管理されており、
現在、ベトナムにあるのは小規模のカジノのみである。
これらのカジノは、管理機関に厳しく監理されているが、
Ho Tramリゾートのカジノは、この対象とならない。
カジノ産業の展開は、中国を始め、アジア諸国で、
急速に進められている。
現在、中国のマカオに、世界NO.1のカジノがあるが、
シンガポールでもカジノ・リゾートが建設されている。
この分野への投資家たちは、日本やタイも、
投資の対象となるのを期待している。
前述のAymong氏は、
Ho Tramの利用は、
中国からの顧客が3分の2を占め、
その他、韓国、日本、ロシアからの顧客も多くなるだろう
と予想している。
Vneconomy.net 2008年5月26日