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2008年09月26日

Bac Lieu水産株式会社、日本水産会社と事業提携予定


Bac Lieu水産株式会社 (BLF)は日本の優良水産会社事業提携を計画。
日本や欧州向け「魚のすり身」商品事業の拡大が目的。
日本側パートナー名は未公表。
同社は先日、韓国水産企業SAJOグループとの事業提携に成功、
日本市場向けでは野菜・果物の事業では400億ドンの輸出総額に達している。

Nguyen Tuong Long-BLF代表取締役社長によると、
今回の提携は同社の日本や欧州市場向け「魚のすり身」商品の加工事業拡大のため。
このパートナー企業の名前は未公表。

先日、BLFは韓国の水産大企業であるSAJO グループを
戦略パートナーとして事業提携を結んだ。
5年後の韓国水産市場の発展潜在力を大きく視野にいれた決断であり、
輸出価格の面でもBLFの工場の生産経費と見合うことが大きな理由であった。
Long社長は「BLFの商品は SAJOグループの販売ネットワークを通じ、
韓国のスーパーマーケット、レストラン、学校に導入可能である。」と述べた。
この提携によって、BLFはベトナムで缶詰等の新規商品開発が可能になり、
SAJOによる財政及び技術面の支援を得られることになった。

2008年の年初より、BLFは野菜・果物の加工製品開発に成功、
日本市場に向け輸出。主力商品はピーマンとタマネギである。
この2つの商品の輸出総額は2008年に約400億ドンに達する。

BLFは、1 0月に始動予定の魚加工工場での商品を、SAJO経由で韓国に輸出し、
Ouchi会社を通じて日本市場に輸出する予定。
今後の3年間で毎年約2000トン~3000トンを日本向けに輸出することが予測される。

Bac Lieu水産株式会社(BLF)の取締役会にて、2008年度に運営組織の再編を行い、
生産規模拡大のための機材投資し、
競争力が高い商品及び市場を開発する方針を固めた。

2009年にBLFの総売上は約5880億ドン、
税引き前の利益が430億ドンを達すると予想される。
Long社長によると、2009年にBLFの利益拡大計画を実行可能性が高い。
ヨーロッパ市場、韓国市場、アメリカ市場では安定的な輸入先を有すると共に、
原料源も安定的である。

BLFは2008年4月よりHASTCに上場。資本金が500億ドンであり、
流行の株式は500万単位である。2008年9月22日までの時価総額は680億ドン。


Vneconomy.net  2008年9月26日


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