第4四半期 鉄企業 引き続き低迷
鉄分野の最新状況を示すBan Viet報告書によると、
世界及びベトナム市場の予想以上の大変動のため、各鉄会社の2008年第4四半期の
事業成績はふるわず。
世界経済衰退、鉄価格の引き続きの下落、鉄産業が生産量を減らし、
値段切下げを余儀なくされている。鉄資材は1トン当たり350USD~400USDに下落。
2008年6月の1150USD~1200USD価格より70%減。
現在、中国の材料鉄の輸出値段が1トン250USD~280USD。
世界鉄市場成長率は2008年3%のみ、去年の7.5%と比べ低迷している。
ベトナム国内鉄市場では値段が55%減、1トン1000万トン~1100万トンに。
需要も低い。ベトナム国内販売値及び材料鉄輸入値の格差は大きく、
今後鉄製品価格が1トン300万ドンになる可能性が高い。また、ベトナム鉄製品は中国から税なしで輸入される、非常に安価な鉄と競争しなくてはいけない。
10月27日まで、在庫の鉄は約300万トン。その中、薄い鉄板が約100万トン、
資材用鉄が100万トン、建設用鉄が50万トン、廃材用鉄が50万トン。
この量はベトナムの鉄工場が活動中止されてもベトナム国内の需要に充分に対応できる。
この状況により、ベトナム鉄分野は2008年末及び2009年に
まだ低迷、成長率は低いと予想。
9月末まで、上場各鉄会社はまだ在庫鉄製品値段切下げ準備資金を差し引かず。
HPGだけは610億ドンの準備資金を差し引くが、在庫鉄製品の価値が約2.3兆ドン。
年末に鉄企業の利益は会計方式及び準備資金による。
証券投資紙 2008年11月7日