VCB 事業指標調整を申請
ベトナム貿易商業銀行株式会社(Vietcombank)は
2008年の事業指標調整について株主の意見を取り集めた。
中でも事業計画より低く下落した指標がある。
株主の意見を求めた指標とは総資産、主資本、信用成長率、
資金調達成長率、職員数、回収率の悪い貸出案件の割合である。
それによって、総資産は今から年末まで大幅減少。
総資産は計画の211兆ドンから200兆ドンに下がったが、
9月末までVCB総資産が209兆ドンであった。
回収率の悪い貸出案件は2.6%以下の目標であったが、
9月30日まで、これは5.55%で目標未達成である。
資金調達成長率は0%に減らされた。
9月30日の時点で資金調達成長率が−5.0%。
その他、目標値を引き上げた指標は税引前利益であり、
計画の33830億ドンから3.4兆ドンに。9月末まで税引前利益は34240億ドンに。
Nguyen Phuoc Thanh−VCB代表取締役社長によると、
2008年はベトナム企業及び銀行事業低迷時期であるという。
アメリカの金融危機は大幅に広がり、
ベトナムを含む世界各国に悪影響を与えている。
その他、ベトナム国内状況も企業にとって不利な状況が続く。
企業で、商業銀行は一番大きな影響を受けている。
インフレが高く上昇すると、各企業が積極的に活動せず、
赤字になり、金・外貨・不動産市場が不安定になり、
金利が異常に変動し、証券市場が70%~80%暴落した。
Thanh氏は「ベトナム経済は2008年末までさらに低迷する。
現状は2009年末まで変わらない可能性がある。」と述べた。
ベトナム国内及び外国の現状及び年初9ヶ月の事業成績に基づいて、
VCB取締役会は株主に対し2008年の営業指標調整について意見を求めた。.
VCBによろと、年初9ヶ月でVCB税引前利益が34240億ドンに達し、
前年同期比176%増、計画101.2%達成。
ただ、株主総会で決定された計画の中で数指標が未達成の状況。
CafeF 2008年11月18日